ラスト東北応援ツアー!

いつもありがとうございます。

もう12年前になります。2011年3月11日に起こった東日本大震災。
その年から始めた一途の「東北応援ツアー」は、
最大級の石巻仮設住宅にお住まいの方々がゼロになるまで、
という目標で今まで毎年行ってきました。

仮設住宅、福祉施設、小中学校、イベントスペース。
機材を載せた一途カーに乗って、福井からさまざまな場所にお邪魔しました。

最初は7泊することもあるような大変なツアーだったので
家族にスタッフとして同行してもらったり、

スポンサー企業の社長様や
会社スタッフに同行してもらうこともありました。

12年の間、くまちゃんが病気になって来れなかったり、
みっこが病気になって来れなかったり、
時にはどんちゃんが1人で敢行してくれたり、最後はコロナで行けなかったり。。

しかし、今、石巻仮設住宅にお住まいだったみなさんは
復興住宅に移るなどされたので、一途の歌で応援する、というこの活動も
一旦区切りとすることにしました。

5月24日。
仙台駅から南三陸を通ると、震災遺構として残された建物や防災庁舎が。

周りは嵩上げで埋め立てられていたし、以前はどこからでも見えていた海が、
しっかりとした防潮堤によってすっかり見えなくなっていました。

訪れるたびにいっぱいお土産を購入してきた
「南三陸さんさん商店街」も元気に営業されていました!

まずは、応援ツアーで頻繁にお邪魔させていただいた「みのりの園」さま。
「どんちゃ〜〜〜〜ん!!」
「待ってたよ〜〜〜〜!!!」
と抱きついてきてくれる子がいたり、

手遊びをしたり、

みんな一人一人がお手紙を手渡してくれたり、

折り紙の花束をくれたり、得意のイラストを書いたノートをくれたり、
本当に心があたたかくなる時間でした!

みんなとっても良い笑顔で、記念撮影も〜^^

次に移動した先は、石巻市。

日本最大の仮設住宅があった場所で、一途が最もライブをさせてもらったところです。

会いに行ったのは、やっぺすさんと、ひまわり会のみなさん!
(やっぺすは「一緒にやりましょう」という意味です)

やっぺすさんは震災直後に立ち上げられた石巻復興支援を行うチームで、
仮設住宅にお住まいの方々の困りごとを解決したり、
みんなで遊べるようなイベントを企画遂行したり、
とにかく全員明るくて、頼りになって、笑いの絶えない素敵な方々なんです!

一途もライブをさせてもらうたびに、本当にお世話になりました。

ひまわり会の皆さんは、
仮設住宅にお住まいだった安藤さんの歌詞に一途がメロディをつけた
「団地音頭」の振り付けをしてくださり、

復興庁主催の「リバイブジャパンカップ」にてグランプリを一緒に受賞した、いわば同志。

授賞式には一緒に東京にも行き、ピンクのハッピを着て金屏風の前で踊りました。
その時頂戴した盾と記念写真は、今も弊社のロビーに飾っています♪

そんな思い出がいっぱいの皆さんに会えておしゃべりができ、かけがえのない時間でした。

違う土地で生まれ育ち、地震を機に繋がって、同じ思い出を共有している不思議。

遠く離れた方々でも、お互いに「何か自分にできることはないかな?」と
差し出せるものを考えるというのは、人間の美しいところなのだろうなと思います。

今も団地音頭で、雀踊りをされているそうです!嬉しいです〜♪

やっぺすさんはお茶菓子を用意してくださったり、スクリーンに思い出の写真を出してくださいました。

せっかくなので、一途もイラスト動画を見てもらったり、

この日のために作って持って行ったミニアルバムや、
自社商品であるコシヒカリ麺をプレゼントしました♪

しかし逆に、手作りのタオルかけ、ピンクの無事カエルポーチ(防災リュック)、
名産品など、両手にいっぱいのお土産をいただいてしまいました〜!

やっぺすのみなさん、ひまわり会のみなさん、いつまでもお元気で!
またいつかお会いしましょうね!

最後になりますが、一途が東北応援ツアーを継続できたのは、当時「鯖江の誇りや!」と
背中を押してくださった牧野元市長をはじめ市役所のみなさま、
スポンサーのみなさま、ウォンツスタッフ、そして家族の協力のおかげです。
心から感謝申し上げます。

ありがとうございました!

追伸ーー

南三陸さんさん商店街の「創菜旬魚はしもと」さんにていただいた海の幸は
ケタ違いの新鮮さ、味、香り、旨味でした!

左上から時計回りに
生牡蠣、キラキラうに丼、銀鮭の刺身、ホヤと穴子の天ぷら、です。

海の幸が豊かな福井で生まれ育ちましたが、度肝を抜かれたことを、謹んで申し上げます。。

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