いつもありがとうございます。
前の記事に引き続き、6年生の感想をどうぞご覧ください♪
イラストもかわいいです♪
ここからは、一部抜粋してご紹介させていただきます♪
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ぼくは性同一性障害のことを、へんと思いました。
だけど一途さんの話を聞いていたらそれはべつにへんじゃないと思えてきました。
* 性同一性障害の子をもとに作った歌では、この子はうそをついてまで
最後まで隠し通したことがすごいと思いました。
最後にかわいい女の子になれてよかったと思いました。
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一途さんたちのすごいところは、話しをそんなに変えずに
歌をつくっていることです。
その話しをした人がどういう気持になっているのかがよくわかりました。
あやとりもありがとうございました。
いつもは糸一本でやっていたけど、編んでいるので伸び縮みがきくので
とってもやりやすいです。
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私も、ここに自分の居場所はないとか、私の味方はいないとか
そう思うことはあります。
でも一途さんお話しに出てきた人は、みなさん本当につらい思いを
しているんだということがとてもわかって、
自分よりもっとつらい人もいるんだと思うと、少し前向きになれました。
話を聞けて、本当に、すくわれたし、よかったです。
たまにテレビでそういう話しを聞くけど、直接聞けると、
テレビとはまた違って聞こえました。
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最後の希望のもてる歌がとても心に残った。
自分を大切にし、周りの人を大切にすると自分の夢を叶えるのに
手伝ってくれるから、周りの人をとても大切に、
何かあったら助けられる 存在になろうと思った。
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歌にいろんな人の経験が入っていて、くるしいことでも
それをのりこえてきたというのが伝わりました。
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一途なこころを呼んで、マンガのやつが良い話だと思ったし、
一途相談室が自分ではよかったです。
フィリピン応援歌を制作というのがすごいなあと思いました。
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もし友達とけんかしてしまったり、家でそんなことがあっても、
あいちゃんがとった行動を思い出して、自分もそうしたいと思いました。
一途さんの話をきいて、自分がこうすればいいんだということが
すごくわかりました。
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1人にはげましてくれたり助けてくれれば、その1人は元気になると
分かったので、ぼくもいじめられている人がいたら助けてあげようと
思いました。
性同一性障害の人の話で、人は一人一人、心などいろんなことが違うから、
みんなとちがってもいじめたり笑ったりしたらだめだと思いました。
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ぼくは、いじめる人やいじめられる人にもならず、
いじめを止める人になりたいです。
こんなに自分に自信がつくなんて一途さんのおかげです。
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自分だけが良ければいいんじゃなくて、周りのみんなのことを
考えてあげたいです。
自分は前まではふてくされていて「こんな自分なんかどうだっていいや」
と思っていたけれど、一途さんの話をきいて、
もっと自分を大切にしようと思います。
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以上です。
小学校6年生で、ここまで文章表現できるのかと、舌を巻きました!
みんなとっても上手〜〜〜!!!
思ったことを書く、とシンプルな課題をもらった場合、
2つのステップが必要だと思います。
まず第一のステップは「書くネタ」探しです。
そもそもカチコチに固まった心だと何も感じられないので、
書くネタとっても見つけにくいです。
しかし、城南小学校のみんなは、ライブを集中して聞き、
歌に出てくる主人公を思いやったり、一緒に悲しんだり、
自分だったらどうだろう、と立場を置き換えて考えるなど、
柔らかな心を持っていてくれたから、「書くネタ」を
見つけることができたのだと思います。
これで第一ステップ、クリアです。
第二ステップは、どんな言葉を使ってその「ネタ」を表現するか。
思ったことは、心の中に形のない感情として存在しますが、
その感情を文字や文章という姿形にするには、
頭と心の両方を使わなくてはなりません。
ここで逃げてしまうと、ペンは動かなくなりますが、 城南小のみんなは、
自分の心に向き合い、その心で感じたことを 文字に起こし、
時には「違うな」「もっとこう思ったんだった」と消しゴムで消しながら、
表現してくれました。
みんながこうやって、自分の心の内を上手に説明できれば、
手や足が出ちゃう手段でのコミュニケーションではない、
平和で穏やかな人になれるだろうなと思います♪
きっと学校の先生方お家の方の、ご指導の賜物なのでしょうね。
心からリスペクトいたします!
最後になりましたが、こんな素晴らしいものをご紹介くださいました。
6年生のクラスみんなで作った、いじめや差別をなくすための宣言文です。
★★城南宣言★★
あなたは「差別」や「仲間はずれ」をされたことはありますか?
わたしは何度もあります。
ずっといじめられてきました。
一緒に遊びたいのに無視されてきました。
私は思い切って理由を聞いてみましたが、
「理由はない」と言われました。
だから、ずっとがまんしてきました。
だけど、がまんにも限界があります。
私のことを気にかけてくれた子もいたけど、
周りのみんなは助けているふりをしているだけで、
いじめから逃げているんだと感じました。
私だって好きでいじめられているわけじゃない。
だけど、はむかったりしたら、そのあとはずっと1人ぼっちじゃないかと
不安でした。
それで自分もいじめから逃げてきました。
いつかだれかが助けてくれると信じていたけどむだでした。
逃げるだけじゃ変わらない。
だから、私はいつまでもくよくよしないで前を向くことにしました。
新しい友だち作りに取り組みました。
すると、新しい自分の世界が開け、私のことを避けてきた子たちとも
話ができるようになりました。
仲間はずれをされた自分は臆病者になってしまっていたけど、
自分から行動することの大切さが分かりました。
いじめや仲間はずれは絶対にいけない。
でも、それに負けてはいけない。
行動が必要!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
クラスでは、この「城南宣言」を学級内に掲示して、
【いじめられている子の思いに気づく】
【困難なことがあっても前を向くことの大切さ】
をふりかえることを大切にされているそうです。
この宣言を読むと、いじめられる側の痛み、苦しみと同時に、
いじめる側の残酷さも痛烈に感じることができます。
「あいつがいじめるせいで、自分はこんなにつらい・・・」
「誰も助けてくれないせいで、自分はいじめられ続ける・・・」
この宣言の中のいじめられる存在は、
待っていても変わらない現実を変えるために
自発的に自分を変えようとする勇気を持ちます。
すると、それを応援してくれる友だち。
生まれ変われた自分ーーー。
もちろん、 誰しもが突然勇気を出せるわけではないでしょう。
しかし、このクラスのように全員が
「クラスのみんなと仲良くしようよ」
という優しくも熱い想いを持っている、という意思確認が
日頃から繰り返し行われていれば、
一縷の希望を持って勇気を出すことも可能なんじゃないかと思うのです。
その意思確認の一つが、この「城南宣言」なのだと思います。
人の立場にたってモノを考える、という練習は、
重ねれば重ねるほどに磨かれて思いやりの深い人になっていくと思います。
城南小学校のみんなは、本当の意味での思いやりを身につけて
くれるのではないでしょうか。
そういう人こそ、世の中のリーダーになっていってもらえたらなと、
願わずにおれません。
次にお邪魔できるチャンスをいただけたら、私、みっこも含めた3人で、
みんなに会いに参ります!!^^
すばらしい感想文やお手紙を、ありがとうございました〜!!