いつもありがとうございます。
11/3(水・祝)、鯖江市の文化の館にて開催された、
南ゆかりさんのコンサートを見に行ってきました。
★南ゆかりさん ご紹介★
ピアノの弾き語りで、地元の保育園や幼稚園を回り、
保育士さんや親御さんから絶大な支持を得ている方です。
自分の命や、生きること、自然の美しさを、
音楽を通して表現しておられます。
また、宮崎村にある、あのお蕎麦の有名店 「だいこん舎」の
女将さんでもあり、かわいい3人の子を持つお母さんでもあります。
5年前になりますが、一途も共演をさせていただいたり、
一途の楽曲「君の明日へ」のピアノ譜を作っていただいたこともある
ご縁から、心の師匠としてずっと尊敬している女性です。
===
コンサートは、ピアノの弾き語りで、ゆかりさんの優しい歌声が
会場中に響き渡りました。
ゆかりさんの目線で描かれた風景や笑顔や花や鳥が目に浮かぶような、
心洗われる歌ばかり。
ライブが始まってから最後まで、私はずっと心をノックされている
感じがしていました。
笑顔のゆかりさんが、ずっと、ノックをするのです。
世界は、こんなに素晴らしいよ。輝いているよ。
つらいこともあるけど、笑顔になって。
人は、こんなにも愛おしいよ。
と。
ゆかりさんの歌から伝わってくることもありますが、私はゆかりさんの体、
とういうか、ゆかりさん自身から その思いが放たれているように感じ、
ずっと目が離せませんでした。
見栄や虚勢を張ったりすることなく、肩ひじはらず、
誰かのネタミソネミよりも、身近な愛に喜び、自然の美しさに心震わせる。
めそめそしたり、けんかした日があっても、
一つ屋根の下で家族と肩を寄せ合って暮らせる日々。
ありがたいね。
嬉しいね・・・。
ゆかりさん自身からほんわかと、でも強く発せられるそれらは
私に、響いて、響いて、強烈に響いて。
とはいえ、私が普段そう思えていないのか?というとそうではありません^^;;
野花や小さな羽虫に命や愛情を感じたり太陽や月や星々に感謝して合掌したり
家族や仲間たちにも支えられての人生を、心底幸せで有り難いことだと思っています。
しかし、ゆかりさんのように、命いっぱい、会場にあふれんばかりのパワーか、
というと、到底及びません。
(きっとゆかりさんはきっと無意識で無自覚でしょう。
多分、私がそう伝えても”え〜?”と驚くばかりだと思います)
ゆかりさんは、いたって自然体。
あるがまま。
出会った時のまんま。
のんびりした笑顔で、うふふと笑って話し、
ピアノと自身でメロディを奏でるだけです。
それが、”あるがままのゆかりさん”なのだと思います。
ゆかりさんに包まれる居心地の良さと、ノックの連打に、
ハンカチが手放せませんでした。
ご主人と一緒に歌ったり、
長男君のギターと長女ちゃんバイオリンの演奏でゆかりさんが歌ったり
お子さん3人も登場してくれて、家族みんなでの演奏も聞かせてくれました。
そうそう、ゆかりさんから子どもたちへの質問も良かったなあ^^
ゆ「好きな食べ物は?」
長男「キンピラです」
ゆ「それは、おふくろの味ってやつだね(ニヤリ」
長男「・・・(照」
ゆ「趣味はなんですか?」
長女「本を読むことです」
ゆ「本って、マンガのことだよね(ニヤリ」
長女「・・・(苦笑」
ゆ「好きな動物はなんですか?」
末娘「ねこ」
ゆ「うん、ねこね〜♪(頭なでなで」
許し、許され合ってきた上だからできる、家族ならではの掛け合い。
南家の仲良しこよしが伝わるシーンで、見ているだけで胸がきゅんとしました♪
あと、ゆかりさんがおっしゃっていた
「感じた瑞々しさを、その瑞々しさのまま歌にしたい」
という言葉にも、とっても共感しました。
私も歌詞を書くときにそう頑張っていますが、
自分のいろいろ至らない能力で悩んでばかりです。
でもゆかりさんの詩は、瑞々しい。
生活音や匂いまで感じます。
短い言葉たちの中に 要素が全部ちゃんと入っていて、情景が見えてきます。
やはり。
勝手ながら、私の、いえ、一途の師匠ですね。
またきっとどこかでコンサートを開いて下さると思うので、
その時は、子育てに追われていると感じているお母さん方に
ぜひ聞いていただけたらなと思います。
ゆかりさん、そして南家の皆様、大変おつかれさまでした。
素晴らしいコンサートでした!
そして主催してくださった皆様にも感謝申し上げます。
ありがとうございました。