河村佳典書道作品展を見に行って参りました〜♪

いつもありがとうございます。

6月14日(日)は、美浜町生涯学習センターなびあすのコミュニティルームにて
「河村佳典(よしのり)書道作品展」が開催され、見に行って参りました〜!

河村さんは障がい福祉サービス事業所である「はこべの家」さんにて
働いておられるのですが、私たち一途はこべの家さんでライブを
何度かさせていただいており、その時お友達になったのです♪

受付で、パンフレット・お菓子・飲み物チケットをいただきました。

そこに書かれていたご両親からのメッセージにまず心打たれました。

一部抜粋してここにもご紹介させていただきます。  

===

 障がいを持ち、左利きの彼が、右手で取り組む書道は
 大きな挑戦であったに違いありません。
 彼の現在の姿をありのまま受け止めて頂けたら幸いです。  

===

親から息子への、大きな大きな愛情が溢れているメッセージです。

さて会場内には、大きな書がズラリと並んでいました!

ゆっくり歩いて、一枚ずつ拝見させて頂きました!

見ていると、固まっている心がほぐれていく感覚が・・・

例えば、「豊」という文字。

私は元々この文字には、力強いイメージを持っています。

角がいくつもあって、線はきっちり繋がって、 踏ん張って、安定していて、
命を支える根源。

しかし、河村さんが書かれた「豊」は、風に揺れているような、
でも崩れることなく飄々と立っているようです。

ズレや曲がりといった遊びがあるほうが、
余裕が感じられて豊かだよなあ。。。と感じました。

「歩」という文字も、まるで文字が歩いているみたいです。

でもシャキシャキ行進する風ではなく、ヨチヨチ一歩ずつ、
ゆっくりゆっくりバランスをとりながら。。。

どちらの文字も、「豊」だし「歩」なんですよね。

毎日〆切に追われ、自分のできなさ加減にうんざりし、
間違いがないよう何度もチェックをし、ピリピリしながら指導をし、
まだ分からない未来をあれこれ想像しては今のうちにできることはないか模索し、
あーだこーだ議論をし、、、

という「自分」の一方で、この文字たちのように、時折風に吹かれてみたり、
ゆっくり歩きをしてみたとしても、それはそれで「自分」のままなんだよなあ、
それでいいんだよなあ、としみじみ感じました。

どんな風に書いても「豊」は「豊」のままだし、
どんな道を選んでも「私」は「私」のままなんだなと。

ちなみに書の下に赤いシールが貼ってあるものは、予約マークだそうで、
希望された方にお譲りするとのこと。

ここにもまた、心の豊さがあるなあと思いました。

個展を開いた河村さん(右)と、受付をしていたともくん(中央)と
一緒にパチャリコ♪

また是非はこべのみなさんと、音楽で盛り上がれたらなと思いました!

いつもニコニコ、優しい笑顔の河村さんのお父様とお母様にもお会いしてお話もでき、
とっても嬉しかったです♪

ありがとうございました〜!

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