いつもありがとうございます。
今から遡ること6年前の、2008年4月13日。
ウォンツというベンチャー企業を立ち上げて、 低空飛行ながらも数年経った頃のことです。
その日は朝から快晴で、 私たち兄妹は、久しぶりに3人でドライブをしていました。
運転はどんちゃん、助手席にくまちゃん、 後ろの座席にはみっこが座りました。
3人集まると会議ばかりしていたあの頃。
その日のテーマは 「なぜ3人で生まれてきたのか?」
「3人で新たに何かするとしたら、何?」 とめどなくアイデアを出し合い、
最後には新たなチームが出来上がりました。
それが「一途」です。
音楽経験がない私みっこにとっては、 不安でいっぱいの瞬間でした^^;
両親が「人の役に立てる人になるんだよ」と 愛情深く育ててくれた子ども時代。
福井を出て見聞を広め、たくさんの人に出会った大学生時代。
(この時代は、それぞれの特性を ブラッシュアップさせる時間だったように思います)
そして3人が再び一つ屋根の下に住まい、 連日連夜力を合わせた合資会社の起業時代。
ウォンツとして株式会社化したものの、苦境に継ぐ苦境。
それでも、毎回強力なスタッフのおかげで乗り越えてこれました。
そして一途結成の話が出る頃には、3人の個性を互いに尊重し、
認め合えるようになっていました。
いえ、むしろそうできるようになったおかげで、会社が存続できたのだと思います。
一途はほぼボランティア活動なのですが、ボランティアするにもお金が必要です。
車、メンテナンス、機材、カメラ、パソコン、etc
それは「セルフスポンサード」ということで、ウォンツで稼いだお金を活動資金に使ってきました。
7年目からは、新しく「一般社団法人 一途」として、活動して参ります。
今までは、ウォンツの中の一途事業部でしたが、 ウォンツからの独立です。
独立と言っても、会長はどんちゃんですので、
ウォンツグループであることは今までと変わりありません。
何が違うのかを具体的に言いますと、
「一途を金銭面で応援したい」という方がおられたら
それを受け付けることができるようになった、ということです。
(賛助会員にご興味がある方はこちらからどうぞ)
一途も経営者ですので、 お金を頂戴することの責任は重々承知しております。
「じゃあ、これからも自分のお金でやってればいいのでは?」というご意見も、
ごもっともです。
しかし、7年間やってみてわかったのです。 社会的に必要としてもらうには、
自力では難しいということが。 日本中の学校を周り、
子ども達が
「生まれて来て良かった!」
「夢を叶えてみたい」
「いじめってよくない」
「親子の絆の大切さがわかった」
と思ってもらえる活動を続けたいし、
また学校からも、もっともっとお声がけいただきたい。
何度でも子ども達に会って、伝えたい。
そのためにも、市をはじめ、県、国からも何かしらフォロー
(お金ではなく、教育にとっていいことをしているね、
というようなお墨付きのようなものを発行してもらう等)
をしてもらいたいのですが、「一企業」なので、どれだけアピールしてもだめなのです。
地道に活動するよりも、メジャーに行って有名になれば、
学校からの引き合いは増えるかも?という案もあるのですが、
そちらに行くと、ボランティア活動は難しくなり、さまざまな制限も生まれるでしょう。
そういうわけで、 もっと社会のみなさんに応援していただけるようにと、
ウォンツから独立することを決めました。
大切なお金はどのように使われるのか?
一番気になるところだと思います。
現時点での一例を挙げます。
★1★ スクリーン&映写機導入
ライブ中に歌詞をスクリーンに映し出すようにします。
歌詞を読みながら歌を聞きたい、というお声をよくいただきます。
しかし、歌詞カードを配布してしまうと、下を向いて読んでしまい、
ライブの意味が薄まるために控えさせていただいてきました。
しかし、ステージにスクリーンで大きく映せば、ライブも歌詞も見てもらえるようになります。
★2★ 小冊子の発行(年3回)
何度も「ライブをして欲しい」とお声がけ頂ける学校もあれば、
一度きりになる学校もあります。
一途の力不足もあると思うのですが、
なんとか子ども達に人生を謳歌するためのメッセージを、
送り続けたいと思っています。
そこで、そのメッセージを小冊子にし、 ライブをさせていただいた学校に寄付します。
ライブでは授業時間を削る場合もありますが、
小冊子なら、授業時間に関係なく読んでもらえるためです。
また、一途以外の大人達にもご登場願い、夢を叶えた時や、
人生のターニングポイント、成功談に失敗談などを書いたコーナーを入れることで、
「働く大人の背中」を見てもらいたいと考えています。
★3★ 一途のやる気
お金の使い道、とは違いますが、「応援される」ことは、
私たちにとってとてつもない栄養になります。
身内だけからの応援より、社会からの応援であれば、夢(日本中の学校を周りたい)
が叶うスピードも上がります。
学校ライブでも伝えていますが、
「夢を叶えるには、友達をたくさん作ること」と言っています。
応援してくれる人が多いほうが、 夢が実現するのが早いというセオリーです。
応援して欲しいとお願いするとは、 年を重ねて少々図々しくなったかもしれません。
しかし、年を重ねてこそ 「死ぬまでに何ができるか」を考えるようにもなりました。
子ども達のための活動ですので、是非、多くの皆様に応援をしていただきたいと思っております。
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これから先、応援の志としていただくお金は、一途のバージョンアップと、
パフォーマンス向上だけでなく、社会の財産である子ども達のために使うことを、
お約束いたします。
たくさんの方々に応援していただけるよう、これからも一途に人の心と向き合い、
一途に歌い伝える、そんな一途でありたいと思います。
7年目も、温かく見守っていただければ幸いです。
一途 くまひげ どんまい みっこ
※ 4月頭に発行したメールマガジンでは、
一途結成8年と書きましたが、誤りです。
正しくは6年が過ぎ、7年目に入った、ということです。
お詫びとともに訂正いたします。