白山地区のみなさんとコウノトリの歌を大合唱しました♪

いつもありがとうございます。

10月13日(土)に、武生第五中学校にて
「コウノトリが舞う里づくり大作戦」という大きなイベントが行われました。

里山を学ぶウォークラリーや記念講演、自治体会議、子どもミュージカルなど、
自然と共生していく町づくりを目指した様々な企画が行われました。

ゲストにはあの貴乃花親方も来られていたようです!

体育館には白山、坂口地区の小学校や武生第五中学校のみんなが
調べてきた田圃の生き物の調査結果や、

無農薬米を作る様子、白山地区で飼育されているコウノトリ、
ふく君とさっちゃんの様子、そして壮観だったのが、
越前和紙の折り紙で作られた「コウノトリが舞う里地里山」です。

立体的に折られたカエルやドジョウ、サワガニ、トンボ、
サギ草などなど野山に生きる生物たちが、
体育館の約3分の1を占める広場に並べられ、
何を見ても感嘆の声ばかりでした〜。

そして個人的にすごい!と思ったのが、
4つの市長ががっちり握手をしたシーンです。

コウノトリの野生復帰に向けた取り組みを40年以上にわたって続けている
兵庫県豊岡市の市長。

人とトキが共に生きる島づくりを目指している新潟県佐渡市の市長。

コウノトリをシンボルとした自然再生をめざし、
自然と共生する地域づくりをされている千葉県野田市の市長。

そして、コウノトリが舞う里づくりが市民の声から生まれた福井県越前市の市長。

この4人の代表がステージの上でしっかりと手を握り合った時、
この取り組みが大きく広がったような気がしてとても嬉しくなりました♪

さて、今回のイベントの中で、一途が作ったコウノトリの歌
「未来に残そう命の環」を市民のみなさんと合唱させていただいたのですが、
約50名の方々が自主的に参加してくださり、
音楽室での予行練習から素晴らしい歌声を披露してくださいました。

ギター演奏には、白山小学校で子ども達に大人気を博しておられる、
平澤光紀先生も参加してくださいました!

そして、楽曲からピアノ譜を作ってくださった白山地区で
ピアノの先生をしている上坂智子先生が、合唱練習の指導も行ってくださいました。

この先生がいてくださったおかげで、すべてがうまく回った気がします。

白山地区って、本当に役者揃いです。

みなさんの音程もばっちり、子どもたちの元気っぷりもばっちり!

という状態で本番を迎えることができました。

白山地区のみなさんのおかげで、体育館に響き渡る歌声となり、
最後の「羽ばたけ」と連続して歌うところでは、ふく君とえっちゃん、
そしてその子どもたちが白山の大空を飛んでいる様子がありありとイメージできました。

歌にご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!!

ここからは余談になるのですが、白山地区のみなさんは、
一人ひとりが本当に心優しいのですが、印象的だった子がいました。

5年生の女の子なのですが、みんなで夢中になって歌っている最中に
遅れてきた2年生の女の子がいました。

その子が自分の隣に立ち、場所をあけてあげたのですが、
歌詞カードを持っていないことに気付くとすぐに見せてあげたのです。

2年生の女の子は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに元気いっぱい歌うことができました。

練習後、その5年生の子に「優しいね」と声をかけると照れながらも
「みっこちゃんもセンスいいね!」と褒め返しをしてくれました。

その子はそのあと、私と手を合わせたり自分より年下の子と手を合わせて
大きさを比べていたのですが、「私の手って、小さい。。。」とポツリ。

私が「手の大きさより、心の大きさが大事だよ」と言ったら
「そっか〜」と笑顔を見せてくれたことも、私に安心と喜びをくれました。

心が豊かに実っているから、こうやって優しさを分け、
相手を喜ばせることができるのかもしれないなあと感じると同時に、
この出来事が白山地区の人々の心の象徴のような気がしたのでした。

白山地区は大好きなのですが、ますます大好きになってしまいました♪

また一緒に歌える日がくるといいなあと思います!

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