丹南デイサービスセンターの慰問ライブをさせていただきました♪

いつもありがとうございます。

2/8(火)は地元の丹南デイサービスセンターの慰問ライブをさせていただきました。

ここは私達のばーちゃんもお世話になっているところで、
この話が決まった時からばーちゃんはとーっても楽しみにしてくれていたそうです。

ばーちゃんは一番前の真ん中の椅子に座り、私達に「ありがとの!」と拝み、
始まったら終始ニコニコ顔で聞いてくれました。

看板もあります♪

今回のセットリストはこちらです。
・ふるさと
・夕焼けこやけ
・宝探し(一途)
・春の小川
・かあさんのうた
・ぼくのゆめ(一途)
・仰げば尊し
・北国の春(千昌夫さん)
・瀬戸の花嫁(小柳ルミ子さん)
・上を向いて歩こう(坂本九さん)
・愛燦々(美空ひばりさん)
—アンコール

まず最初に「ここではばーちゃんがお世話になっております。
ばーちゃんは私達一途の祖先にあたり、いわば生きている神様です。でも、ここにおられる方みなさんが、どなたかの祖先で生き神様と言えます。今日はそのお礼の気持ちも込めて演奏させていただきます」
とご挨拶させていただきました。

くまちゃん

ばーちゃんがはりきってトークにも参加してくれました〜(*^_^*)

くま「鯖江に今会社があるんですけど、生まれは四ケ浦(しかうら:越前町)なんです」
ばー「ほや、こーいちは5つまでいたんや。
ばーちゃんがずーっとおぶってたんや。ひろし、おめも3つまでいたんや」
どん「あ、オレ3つまでか。3か月じゃなかったっけ」
ばー「3つまでいたが〜」
どん「ま、その真偽は後にするとして。。。」

こんな感じでした♪

ここのデイサービスセンターさんには何人か、知っているお顔もあり、
終始和やかなお顔で、時々涙を流して歌い、指揮をとってくれたりして、
歌を楽しんでくださいました。

「春の小川」を歌ったときに、
どんちゃんが「みなさんよく憶えていらっしゃいますね〜」というと
ばー「ほーや。ここにいるみんな尋常小学校で習った歌はぜ〜んぶ覚えてるんにゃ」
みなさん 頷く
ばー「いくつんなっても忘れんのや。の!(隣の人に同意を求める)」

お隣のおばあちゃん「うんうん。ほや。」 とニコニコ顔。

みなさん本当にノリがよく、手拍子も完璧、
途中ちょっとふりつけもしたりして全身で楽しんでくださっていました。

必然的に体も温かくなるので途中で上着を脱いだり、
温かくなりすぎて「わたし熱があるんじゃないかしら?」と
体温計で測ってみて大丈夫だった、という方もいらしたようです(*^_^*)。

音楽って、いいですね♪

手拍子♪

ライブの終わり、みなさんに
くま「うちのばーちゃん、トメ、トミコ、トミさん?なんて呼ばれてるの?」
どん「ばーちゃんは源氏名がいっぱいあるからね」
ばー「トメ!ここではトメって言われてるの、四ケ浦ではトミコやったけどの」
みっこ「ケイコって名前もあるよね、シーサイドホテルで働いてた時の」
ばー「戸籍がそうなってるでここではトメや。あはは!」
くま「トメさんはよく笑うし、よくしゃべるし、
いっぱい引出しを持っているので、なんでも話してあげてください」
どん、み「宜しくお願いします」

撤収をしていると「ちょっとあなた」と。

振り返るとずっと涙をぬぐっていたおばあちゃんが
「本当によかった。私も越前町から越してきたの。
懐かしい気持ちでいっぱいになった。涙でたわ。また来てね」
とおっしゃって下さいました。

そのあとはおやつタイムということで、
テーブルに座ったおじいちゃんおばあちゃんに握手をしたり、
肩をさすったりしてご挨拶させてもらったら、
みんな「よかったわ〜!また来て!また来ての!」
とおっしゃって下さいました。

嬉しいです〜(*^-^*)

機材車に乗り込む前に、職員さんのご厚意でばーちゃんと私達とパチャリコ!

ばーちゃんと一途

ちなみにばーちゃんがしているストールは、
どんちゃんがこのときにプレゼントしていました♪

デジカメで確認して「似てるね〜」と笑うと、
ばーちゃんは「みっこはばーちゃんのわけー頃と同じ顔してるんや。
べっぴんさんや。あはは!」と笑ってくれました。

戦争も体験し、若い頃は歩いて山を越えて魚の行商に行き
(じーちゃんと父は漁師をしていました)、
それをお米にして持ち帰り、畑を耕し、子どもを学校にやり、
人間関係にもまれ、しがらみに足を引っ張られ、
言葉では語りつくせない経験があって今のばーちゃんがいます。

ばーちゃんが味わってきた小さな幸せ、大きな幸せ、同じくらい、
ひょっとしてそれより多い苦労が、父を育て、今の私達を生んでくれました。

すべては「その時代があったおかげ」です。

自分がいることも、自分が経験しているすべてのことも。

繋がっています。

そう思うと、写真でしか見たことがないじーちゃんたちにも、
その前に生きていらしたご先祖様にも、
「おかげさまでありがとうございます」という言葉が出てきます。

おかげさまの人生を、しっかり味わって、チャレンジしていきたいです。

この記事をSNSでシェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です