いつもありがとうございます。
7/26に、デイサービス「いろり」さんにて、
トーク&ライブをさせていただきました♪
ここは2度目で、木がいっぱい、開放感あふれるデイサービスさんです♪
ご要望をいただいてのライブなのでみんなウキウキでお伺いしました♪
(前回のトーク&ライブはこちら)
今回もたくさん歌いました〜(*^0^*)
・ふるさと(文部省唱歌)
・虹色プラン
・北国の春(千昌男)
・思い出酒(小林幸子)
・上を向いて歩こう(坂本九)
・ひとつのあかり
・仰げば尊し
・謳歌
以上8曲です♪
「北国の春」をどんまゐが歌った後、
くまひげ改め「くまちゃん」(本人の希望により)が
「なんか燃えてきたから、僕が歌いたい!」と、まさかの立候補!
いいね!
ということで歌ってもらったところ、途中で力尽きw、
1番だけとなりました。
おじいちゃんおばあちゃん、ごめんなさいね!(>_<)
でもくまちゃんは満足げでした。
私もその気持ちがわかるのですが、大きな声で1曲歌いきる、
というのは、案外大変なんですよね〜。
歌いきれる人って本当にスゴイと思います。
次にどんまゐが歌った「上を向いて歩こう」で大合唱ののち、
なんとおじいちゃんから「みっこさんの声が聴きたい」というリクエストが!
ありがたく「ひとつのあかり」を歌わせていただきました〜。
歌い終わった後に「練習不足でごめんなさい」と言ったら、
どんまゐが「魂を込めて歌ったことを否定したり、卑下しちゃいけない。堂々とするべし!」と。
これにはとっても納得でした。
なにより曲に失礼だし、そこに逃げることは本意ではありません。
どんまゐはいつだって、全部の曲に魂をこめまくって歌っていることも、
その理由もわかっているのに。
堂々とするためにも、もっと練習しよう!と思えました。
ありがとう!
ひろっちゃん!(どんまゐの名前は洋です)
「仰げば尊し」を歌った後、「は〜涙出る」という声が。
その心中をおもんばかるだけで、もう私も胸が苦しくなります。
この苦しみは、戒めとしてずっと持っていきます。
そして最後の謳歌。
いつものように、私がこの曲がうまれた経緯
(仕事人間だったとある一家のお父さんが、命のタイムリミットを知ってから、
周囲の同じ状態の人たちに「笑顔」「生きてきてよかった」
という満足感を与えながら亡くなっていった、という内容)を話しまして、
そのあとくまちゃんが補足してくれました。
その男性は、同じ病室にいた患者さんを笑わせるために、
狭い部屋で卓球をしたり、野球をしたり、
ときには男性ならではのアチラ系の話をしたりそれはそれは楽しく過ごしたそうです。
それを見た娘さんと奥さんは「こんなお父さんの笑顔を初めて見た」と驚かれたそうで、
「ほったらかしにされていた」という怒りに似た感情や
「この人はこういう人なんだ」というあきらめもすべて解けてなくなったそうです。
そして、一緒になって、その病室で卓球をしたり野球をしたりして、
一緒に大笑いしたそうです。
亡くなる1週間前までそうやってすごし、
キャッキャキャッキャと笑いが絶えずに幸せなひと時を過ごしたそうです。
実はそこまで具体的に知らなかった私。。。
それを聞いたときに、心底「よかった」と思え、
涙が止まらなくなってしまいました(これを書いている今も)。
スタッフさんが気づいて、私にティッシュを差し出してくれてとてもありがたかったです。
涙を流しながら、もしくは目をまっかにしながら
おじいちゃんおばあちゃんが大拍手をくださいました。
歌ってすごい。
何度も思いますが、歌ってすごい力を持っています。
また一緒に歌いたいです!
心優しいスタッフの皆さんも、本当にありがとうございました〜!
【スタッフさんへ追伸】
私、涙を拭いたティッシュを、
そのまま置いてきちゃった気がしています。。。
いや、きっとそう。。。
とっくに捨ててくださったと思いますが、
申し訳ございません〜!