いつもありがとうございます。
今日は地元の老人福祉施設「おしどり荘」にて、
30分のミニライブをさせていただきました。
<曲目>
・ふるさと(文部省唱歌)
・虹色プラン
・宝探し
・仰げば尊し(文部省唱歌) の4曲です。
「ふるさと」では、みなさん大きな声で1番から一緒に歌ってくださいました。
とってもきれいな声で、歌詞も3番までばっちり覚えてらっしゃるんです。
さすが。
虹色プランのMCでは、大きく頷きながら聞いて下さり、
宝探しでは、大粒の涙を流す方もいらっしゃいました・・・。
最後の「仰げば尊し」も大合唱!。
「仰げば尊し」は、恩師に対してのお礼の歌だと思っていたのですが、
くまちゃんが言うには
「尊敬する先人たちから習ったことを胸に、
よい社会づくり、よい人生づくりのために巣立つ歌」だそうで、
厳しい戦争を経験し、
私たちのいまの自由を作ってくださった皆さんに感謝の気持ちをこめて歌いました。
実は、私はもう1番を歌うところで涙が出ちゃって、
ヨレヨレの声になりました。
間違いなく、今、私はみんなとひとつになっている、
そう感じたんです。
音楽は、人の心を一つにする、
それを体感したあの衝撃と言いますか、
感動は、私の胸をきゅ〜っとHUGしているようでした。
おじいちゃん、おばあちゃんが、大きな口をあけて、
一緒に歌を楽しんでいる。
それぞれに様々な苦労や幸せを感じ、
計り知れない数々のドラマを持っていらっしゃる尊敬する先人たちと、
一緒になれた。それはきっと一途の財産です。
ミニライブのあとは、くまちゃんによる人形劇でお楽しみいただきました。
何度も拍手をいただいた後、
片付けをしていたら一人のおばあさんがお礼を言いに来て下さいました。
なんと、土下座です。あわてて私たちも土下座にてお礼を述べました。
おばあさんの旦那さまはおしどり荘にお世話になり、
ちょうど半年前に亡くなったそうです。
今日はたまたまここに遊びに来ただけだけど、
本当にいい歌を聴かせてもらった、と。
おじいさんを心から愛していらっしゃったことが、
そのお顔から見てとれました。
ひょっとすると、おじいさんが引き合わせて
くださったのかもしれないな〜なんて思いました。
他の皆さんも「よかったよ、また来てね」
とたくさん声をかけてくださいました。
大きな拍手をしてくださる方もいらっしゃいました。
ひとつの歌をうたうことで、みんなの心が一つになる。
音楽にはそのパワーがある。
その大きな学びをくださったおしどり荘のみなさん、
職員の皆さんに、心から御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!