福井県PTA連合会 研究大会にてトーク&ライブをさせていただきました♪

いつもありがとうございます。

12月3日(土)は福井市のユー・アイふくいにて
福井県PTA連合会 研究大会が開催されました。

テーマは「一途な想ひ〜今 あなた(我が子)に伝えたい
生まれてきてくれてありがとう〜」です。

子育て委員長のご挨拶で、

「自分は母親を亡くしましたが、
 最後の会話は”うるせー!わかっとるわい!”でした。
 今でも後悔しています。だから今家族が出かける時には、
 どんな機嫌であっても、笑顔で挨拶をするようにしています。」

とおっしゃっていました。

おつらい経験をこうして話して下さるのは、
能天気に暮らしている私には本当に大きな学びで
ありがたく聴かせていただきました。

さて、一途ライブのスタートです♪

福井県の小学校PTA役員さんということで、一途を見たことがある、
という方も多くおられました。

今回は一途がどんな感じで小学校ライブをしているのか
というのも含めてトーク&ライブをさせていただきました。

ライブ後に感想をいただくこともあるのですが、
「親って当たり前だと思っていたけど、
 そうじゃないと思った」

という一例やいろんな家庭環境があるけれど、
子どもたちは 自分の家族を大切に思っていることをお話しました。

そして、一途の曲の作り方である
「1人の人にインタビューをして作詞するため、
 たった1人のための歌であり、本当にあった真実の歌である」

というのを私が話すと、

どんちゃんが
「つまり、無添加の曲です」

た、確かに・・・!( ゜o゜!)

みなさんもちょっぴり笑ってくださいました♪

★1.ウチが希望をなくさなかった理由

厳しい生い立ちでしたが、育ててくれたおばあちゃんのおかげで
感謝や笑顔や仲間を大切にする立派な女性に育ったあいちゃん。

そのあいちゃんの写真を見てもらってから歌いました。

「子どもって、家庭の不和を自分のせいにしてしまう場合がある。
 自分のせいでお母さんがいなくなったのかな、とか。
 でもあいちゃんの場合は、おばあちゃんが味方でいてくれたから
 自分を責めずにいられたのかもしれないね」 とお話しました。

★2.My life My pace

学校ライブをさせていただく時、一途は事前に 不登校や家庭環境、
特別支援学級の子たちについてお聞きします。

トーク中、より心に届く言葉を選ぶためです。

不登校の子がいる学校で必ず歌うのが、
この「My life My pace」です。

不登校を経験した男性3人にインタビューをして作った歌です。

不登校になった理由、不登校中はどんな気持ちなのか、
周囲はどうするといいのか(絶対的な答えではありませんが)等を
お話してから歌いました。

☆学校で話すこと〜いじめっこの気持ち〜

くまちゃんは、中学時代壮絶ないじめを受けました。

大人になってからそのいじめっ子に再会し、謝られたそうです。

「あの時はごめん。親といろいろあって。。。」

これを聞いたくまちゃんは、
「いじめは絶対に許せないんだけど、
 いじめる側にも心の傷があるのかもしれないと思いました。
 だから学校ライブの時には子どもたちに
 ”いじめはダメだけど、
 いじめる側にも何かつらいことがあるかもしれない
 だから「何かあった?」「大丈夫?」と聞いてあげたり、
 そうやって相手を思いやる心も忘れないで”
 と話しています」

PTAのみなさん、真剣にお話を聞いて下さいました。

☆一途3兄妹が仲良しの理由

この3人の間には「ひがみ」「妬み」はありません。

あるのは「尊敬」です。

それは両親が兄妹を比べることなく、
それぞれの良いところをいっぱい褒めて育ててくれたからだと思います。

うっかり者だし、はやとちりするし、失敗もいっぱいあるけれど、
誰かをバカにして自分を守ったり、卑屈になりすぎて苦しくなったり、
自分の意見が通らないことで悩んだり、そんな窮屈さとは無縁で、
心身ともに健康で、泣き笑いの毎日を過ごせるのは両親のおかげだと思います。

☆学校で話すこと〜親が子を叱る理由〜

学校ライブのとき、子どもたちに親に叱られた経験を聞くと、
みんな、自信満々に手をあげてくれますw
(それを見ている親御さんは苦笑いw)

叱ってもらえずに社会に出るとどうなるか?

を具体的に話し、親は子を大事に思っているから
叱ってくれるんだね〜と話していることをお話しました。

★3.咲き始めた花

小学校3年生の娘が突然の病に倒れるという家族の大ピンチを、
親はどんな思いで乗り越えたか、という歌を歌いました。

☆学校で話すこと〜子が病気になったときの親の気持ち〜

子が病気になると、親はどう思っているかというと
「ごめん、私のせいかも・・・」
「あの時こうしておけば・・・」
「あれが原因かも・・・」

と、自分を責めているんだよ、と子どもたちに話すと、
最初はキョトーンとしていても、
感想文では「自分は大切にされている」
と気づく子もいることをお話しました。

☆学校で話すこと〜今の生活は当たり前じゃない〜

ライブ中に子どもたちに見てもらっている写真をご覧いただきました。

フィリピンの田舎のほうにあるゴミの山です。

そのゴミを拾って生計をたてている子どもたち。

不衛生でご飯も満足に食べられないのに、
キラキラの笑顔をしているのはなぜか?

どんちゃんがたくさんの人に聞いてみたところによれば、
彼らの一番の幸せは「家族が一緒にいること」なのだそうです。

助け合い、励まし合い、小さな家で肩寄せ合って暮らすことが幸せなんだよ、
と話してくれた子たちは、みんな目がキラキラしていたそうです。

自分はどうかな?

日本はどうかな?

と振り返る学びです。

★4.ぼくのゆめ

当時小学校5年生だった男の子は、大切なものは家族で、将来の夢は、
貧しいと言われている人たちに稼いだお金をあげたい、というものでした。

今は大学1年生になり、家族に支えられながら夢を叶えつつあります。

家族や友達、先生、身近な人を大切にすると、夢が叶うんだよ、
ということをライブでお話していることをご紹介させていただいてから、
歌を歌いました。

この曲で一途ライブは終演となりました♪

その後は、中学1年生に向けアンケートをとった結果を元に
分科会が行われました。

その時司会の方がお話していたのを撤収をしながら
聴かせていただいたのですが、 3人の子を持つ、
かーなーり厳しいお父さんだったそうです。

しかし自身が急病に倒れ、遺書をしたためた際に出てきた言葉は
「そのままでいい」という言葉だったそうです。

現在はお元気になられ、温かい家庭作りをされているのだと思います。

当たり前が、当たり前じゃなくなった時に見えてくるもの。

それが真実なのかもしれないな〜と思いました。

ライブをさせていただけた上に、こんなに勉強になるお話も
聴かせてもらえて、本当にありがたいことだと思いました。

PTAのみなさんは、日頃楽しみ&悩みながらも子育てをし、
家庭を支えている方々です。

ただただ、頭が下がるばかりなのですが、
一途が手助けできること(学校ライブ)があれば
喜んでさせていただきたいと思っています。

お気軽にお声がけいただければと思います!

お招きいただき、本当にありがとうございました〜!

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