いつもありがとうございます。
1月31日(土)は、滋賀県守山市の市民ホールにて
「第2回 守山市PTA大会」が開催され、一途が公演をさせていただきました!
最初に地元のチアリーディングをしている子たちが
最高にキュートなダンスを披露してくれました!
袖で見ていたのですが、本当に本当にかわいらしくって、
ぴょこぴょこ踊る姿に全力で手拍子を送りました〜♪
さて、今回の一途のセットリストはこちらです。
1.そのままでいて
2.咲き始めた花
3.命を詩にして
4.母さんへ(手紙朗読)
5.ぼくのゆめ
6.団地音頭(アンコール)
自己紹介の中に、くまちゃんが中学時代に
壮絶ないじめをうけていたことをお話しました。
いじめは、いじめられた子の自己肯定感を破壊する上、
いじめた方も、自分の傷ついた心を守ろうとしているケースがあります。
いじめられっ子を守るのは当然ですが、いじめている子にも
「大丈夫?何かあった?」と聞いてあげることでひょっとして我に返る、
ということもあるのでは、というお話をし、
「そのままでいて」を歌いました。
「咲き始めた花」では、実際に起こった家族の物語を お話しました。
普段の学校ライブでも伝えている
「親は子を命がけで守る。例えケンカばかりする親子であっても」
というお話をしました。
「命を詩にして」では命の重さを訴えている武内真紀さん(ペンネーム:K眞由美さん)
の持っている障がいやギリギリのところで命を繋いできたことや、
そして彼女が、
「自分の姿を見てもらうことで、
命を祖末にしてしまう健康な人に自殺を思いとどまって欲しい」
と思っていることをお話しました。
最近、私は不登校についての本を読んでいるのですが、
その中で 「自己重要感を育てる大切さ」を知りました。
「自分は大切な人間だ」ということを自分でちゃんと理解することです。
例えば、子がつらい、と言ったら、 身体を触り、
「どこがつらいの?頭いたい?お熱は?」とおでことおでこをくっつけたり、
「行ってきます」と学校に行く時に、肩をポンポン、あるいは頭をなでなでして
「気をつけて行くんだよ」と声がけをするなどです。
子どもは「親は自分の身体を大切にしている」とわかると、
自然と大切にするそうです。
すると、「いじめ」まではいかなくても「いじり」「いじられ」という対応にも
違いが出て来るということです。
そう言えば、私たち3人も母からのスキンシップはいっぱいありました。
母の手というのは、ちょっと触れるだけでダイレクトに愛情を伝える
偉大な力を持っているんですね。
「母さんへ」という手紙の朗読では、
みなさんに目を閉じてお聞きいただきました。
読み終えると、涙を拭う方々が何人かおられました。
くまちゃんが
「ひょっとして、子を虐待をしてしまったお母さんは、
自分の身体を大切にしたいっていう”自己重要感”を
育ててもらえなかったのかもしれないね」と。
そうかもしれません。
放火をしてしまった少年だけが、危険人物として精神病院に入院させられていますが、
彼1人が悪いのでしょうか。
育てたお母さんが悪いのでしょうか。
責任の所在を探しても仕方ないのですが、
その連鎖がどこかで断ち切られることを祈らずにはいられません。
アンコールをいただいた「団地音頭」では、
東北応援ツアーで見て来た現状や、
仮設住宅の暮らしについてお話しました。
この寒い冬を、薄い壁の仮設住宅で過ごしておられることを
思うだけで心が痛みます。
でも東北の方々がおっしゃってくれた「元気でいてね」の言葉を胸に、
私たちは元気でいつづけるべきだし、
元気でなければ手を差し伸べることもできませんものね。
というわけで、 滋賀県で中学、高校をメインに熱いライブをしている
バンドJERRYBEANS(ジェリービーンズ)さんと yokkoさんに
ステージに上がっていただきました!
この日は、ボーカルの史朗君はいなかったのですが、
左から、ドラムの雄介君、ベースの八田君、
そしてJERRYBEANSさんと一緒に公演もする
シンガーソングライターのyokkoさんです♪
JERRYBEANSさんは、一途と志を同じくするバンドで、
バンドメンバー全員が不登校を経験&克服してきた方々。
多くの方に『自分らしさ』や『それぞれの生き方』の大切さ、
自分たちだからこそ言える『大丈夫』を伝えたいという想いで
活動をされています。
yokkoさんは、歌手になるために生きて来たような方なのですが、
一時期声が出なくなるという不調に悩まされ、手話と出会います。
手話を使った音楽表現を確立し、今は声だけでなく、
手や身体、表情で音楽を表現するエンターテイナーです。
(このライブのことを、ブログにも掲載してくださいました♪
yokkoさん、ありがとうございます!)
というわけで、みんなで手をつないで踊りました〜!!
客席の皆様も、照れ笑いしつつ、踊って下さいました!
ありがとうございます!
終了時には、中州小学校の校長先生が
「咲き始めた花が一番心に残っています。
誰もが宝物であり、かけがえのない存在です。
人を尊敬し合い、みんなが笑顔になる
スキンシップをとっていくことが大事だと思いました。
学校の家庭も、それを再認識しないと、と思いました」
と謝辞でおっしゃってくださいました。
ありがとうございます!
子は自分で自分を守るには限界があります。
やはり大人が守って行くべき、大切な命です。
それがみなさんと再認識できたようで、とても嬉しいお言葉でした。
微力ではございますが、
もしお手伝いできることがあれば またお声がけいただければと思います。
ありがとうございました!
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ここからライブとは関係がないのですが、
帰りは、近くにある仲間の会社にお邪魔してきました♪
Eleven Guitarsという、楽器製作・修理・改造・販売・中古楽器販売を
されているギター工房さんです。
夏サカスでご披露した、キティちゃんギターを作ってくれたところでもあります!
初めてお邪魔したのですが、落ち着いたとっても素敵な工房でした〜!
Eleven Guitarsさん、今後ともよろしくお願い致します♪