第5弾 東北応援ツアーへ出発!

いつもありがとうございます。

8月27日(水)。

東北応援ツアー第5弾の出発日です。

今回の参加者は、
・一途3人
・マネージャー3人(1名途中参加)
株式会社オーケン代表 大刀豊暁氏
・福井県鯖江市立待小学校岩堀美雪先生(途中参加)

の合計8名という大所帯です。

朝8時に会社に集合し、みんなで運転を交互に変わりながら、
夕方頃に宮城県南三陸町に到着。

ここに来るのが初めてのメンバーもいるので、
今回も高台にある戸倉中学校へ向かいました。
(現在は志津川中学校と合併したため、閉校しています)

学校がある、ということは、それだけ人口のある町なはずですが、
見渡す限り、緑です。

完全に水没して取り壊しとなった戸倉小学校があった場所には、
今後のためなのか、土が盛られていました。

中央あたりにある白っぽい建物が、戸倉中学校です。

高台にあるのがわかります。

駐車場がありますが、ここは元々ホームセンターや警察署や郵便局や、
ごくごく普通の町があったのです。

3ヶ月前とさほどかわらない景色でした。

移動に疲れ、お腹がすいたところで南三陸町にあります
「くう海」というお店で、ご馳走をいただき、英気を養いました!

ここにお邪魔するのは2度目なのですが
ご主人も、お店のスタッフの方々も歓待して下さり有り難く、
お腹いっぱい、いただきました。

ただ、南三陸町の方はこうおっしゃっていました。

「やっぱりね、海を見るとまだ胸が苦しいの。 昔、神戸の震災あったでしょう?
あの被災地救援に行った方から聞いたんだけど、 10年は辛かったって。
だから、私たちもしょうがないのかなあって思ってるの」 と。

でも、海の幸を食べる私たちを見ると 「美味しいでしょう?よかった〜♪
三陸の海の幸は昔から美味しいからね」 と誇りを覗かせてくれました。

南三陸町は、 2年後にならないと宅地にする場所も決まらないそうで
それまでは仮設住宅で暮らしたり、県外の家族の元で暮らしたりするそうです。

元の暮らしに戻りたいのに戻れない。

そんな葛藤を持ちながら、それでも前を見続けているのです。

もう3年も。

市町村や県、国も、みんな頑張っているに違いないのですが、
住民の方々とお話をさせていただくと、
やはり「もう少し早く形になって欲しい」
「都市計画の進め方を知りたい」と感じました。

応援ツアー1日目:デイサービスセンターぱれっと河北に続きます。

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