東北応援ツアー第4弾〜出発〜

いつもありがとうございます。

5月17日(土)、いよいよ東北応援ツアー第4弾が始まります。

仕事&家庭で忙しいマネージャーが、機材車を手洗いし、掃除機をかけ、
精一杯の準備をしてくれました。

行動で示してくれる「がんばってきてね!」の応援が心に染み入ります。

今回の参加メンバーは、
・一途3人:くまちゃん、どんちゃん、みっこ
・一途マネージャー:すまいる君
・ウォンツスタッフ:こうき君
・ウォンツスタッフ:あいちゃん

こうき君とあいちゃんは、
お仕事の都合上、前半後半と交代で来てくれることになっています。

マネージャーもウォンツスタッフも、まだ入社して間もないこともあり、
移動の車の中では好きなことを仕事に活かす方法や、おしゃべりを盛り上げる術、
使命について、なんでも質問コーナー、その他、たっくさんお話ししました。

すまいる君もこうき君も、真剣になって自分の思いを言葉にし、
わからないことは説明を求め、たくさんメモをしていました。

これから自分がやりたいこと、やるべきことが明確になったようで、
やる気に満ちあふれている様子を見ると、私もまだまだがんばるぞー!
と思わせてもらえます。

ありがたいことです^^

南三陸に到着し、市街地だったところや、仮設住宅がある丘の上、
港、防災庁舎を見て回ります。

市街地は整地されておる途中のようでした。

こちらの建物は当時からのままの姿で残っていました。

防波堤もまだ作られておらず、

橋脚だけ残され、

水門も壊れたまま。

住宅地だった場所には雑草が生い茂り、
以前は見えた家の門や外壁なども見えなくなっていました。

公園も学校の遊具もすべて流されたために、
子ども達は小屋からロープを吊るし、ブランコにして遊んでいました。

残念ながら、ここにはまだ復興の兆しはないのか。。。

そう思った時、企業の工場がひとつ建てられていました!

ここは完全に更地になっていた、海際です。

「ここで生きて行くんだ」 そんな気持ちが感じられます。

しかし、車のナビでは、警察や市役所、
スーパーや小学校があると目印が出ていても、
そこは砂利と草があるだけです。

防災庁舎は、「逃げて下さい」という放送を市民にし続け、
ご自身も津波にさらわれてしまった女性が務めていた場所です。

まずは全員で合掌をさせてもらいました。

入り口だった場所に立てかけられた卒塔婆や体操服などを見て、胸が詰まります。

その近くにあった、屋根がないままに営業をされているガソリンスタンドに入ったところ、
お兄さんたちはとても元気で、笑顔で私たちを迎えてくれました。

プレハブで営業しているコンビニにだって、たくさんお客さんがいます。

生傷がむき出しになって横たわっているような状態であっても、
そこで笑顔を発するのは、人間しかいないのだと思い知らされます。

あれから3年が経ったのに・・・。

私たち自身「あれから3年もたっているのか。早いね」と簡単に言葉にできますが、
仮設住宅で暮らしている方々、大切な肉親を亡くした方々にとっては、
「早い」なんて言い難いお気持ちだと思います。

毎日あの日を思い出し、悲しみに胸を痛め、後悔に苛まれ、
それでも笑顔になれる瞬間を見つけ、仲間達と支え合いながら、
なんとか日々を生きておられるのです。

この日、福井にいるスタッフから、一途への応援メッセージと
一編の詩を教えてもらいました。

スタッフからの紹介文とリンク先を掲載しますので、どうぞご一読くださいませ。

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先日、全国高等学校文芸コンクールで入選した
石巻西高等学校の卒業生の詩を読んだのですが、
言葉の意味をすり抜けて一気に心に刺さるような すさまじい一篇でした。

http://www.inisi.myswan.ne.jp/club/literary/index.html

文才あっての鋭さではあるでしょうが、
それ以上に高校生がここまでの圧倒的な孤独感を
身に抱えているという事に心が痛みます。

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私も読ませていただきましたが、形を持たないはずの
「絶望」がみるみると形を成して行くように感じました。

何にも代用することができない命。

それを強烈に教えてくれる詩だと思います。

1日目:伊里前福幸商店街のしろうおまつりにて、
トーク&ライブをさせていただきました♪へと続きます。

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