いつもありがとうございます。
3月9日(日)は、鯖江響陽会館にて「復興のつどい2014」が開催されました。
ギャラリーには、復興にちなんだ展示や商品が並べられました。
一途も今までの東北応援ツアーを写真&地図で紹介したものや、
仲良くしている宮城県南三陸にあります、伊里前福幸商店街の方からお借りした、
商品を並べさせていただきました。
一途のブースで用意した伊里前商店街の商品の売り上げは、
そっくりそのまま、商店街の方にお渡しする予定です。
私も購入〜〜♪
お買い上げくださった皆様も、ありがとうございました〜!
13時となり、いよいよ「復興のつどい2014」が開会しました。
鯖江市長の挨拶から始まり、
佐藤仁南三陸町長のメッセージ披露、
広域避難家族を支援されている、ひとりじゃないよプロジェクト代表のお話、
福井県に広域避難されている方のお話、
フォトジャーナリスト山我祐生さんによる警戒区域の現在のお話などなど。
被災地について、また人について、そしてこれからについて、
深く考えさせられるお話をお聞きしました。
広域避難されている方の、
「忘れないことも、支援のひとつ」
「元通りの生活を望むというより、家族が笑顔で過ごせる毎日を望んでいる」
とおっしゃっていたことが印象的でした。
山我さんの 「諦めてはならない。前へ、前へと進んで行かなければ」
という力強い言葉にも、勇気をもらいました。
そして、立待小学校3年生と5年生による「ひまわり」の合唱披露もありました♪
写真で見えますでしょうか。
子ども達が持っているパネルは、手作りで、子ども達が考えたメッセージだそうです。
「ひとりじゃないよ 私がいる! みんながいる!」
この歌は、東日本大震災直後から、自分たちにもできることはないかと考え、
当時の立待小学校3年生がひまわりを育てて、種を福島に送る慣習を始めました。
その活動から生まれた思いを、85人の子ども達が詩にしたため、
それを1曲の歌にしたものです。
子ども達の手描きひまわりうちわも観客に配られ、
それをみんなで振りながら歌を聴きました。
次は私たちの出番です。
一途関連のセットリストはこちらです。
1.団地音頭 作詞:安藤武雄 作曲:一途
2.希望 作詞:岩堀美雪 作曲:一途
3.ありがとう地球 作詞:岩堀美雪 作曲:鈴木くまひげ
石巻市の仮設住宅にお住まいの安藤さんが作詞した楽曲「団地音頭」を
披露させていただき、みなさんと一緒に踊りました。
にこやかに踊り、踊れなくてもうちわを振って下さり、
ふくもりいっぱいの時間に感じました♪
2曲目の「希望」は、岩堀先生が登場し、一緒に歌わせていただきました。
東日本大震災のニュースを見た岩堀先生が、涙ながらにしたためた歌詞です。
希望は何だろうと考えた時に出た答えは、「子ども達」だったそうです。
子ども達が生きている、それこそが希望だという思いが込められた歌です。
3曲目の「ありがとう地球」は、
「木は黙って切られ、黙って倒れる 人が空を汚しても 黙ってそこで呼吸する
私たちは利用するばかりで この地球に感謝したことがあっただろうか」
という歌詞から始まる、地球への感謝が込められた歌です。
くまちゃんの演奏で、岩堀先生が歌われました。
最後の「ありがとう 地球」のフレーズは、会場のみなさんと大合唱になりました。
東北を応援している人は、日本全国にいること、この震災は一生忘れないこと、
今も苦しみ、悲しんでいる人が居ることを知ること、
たくさんのことを心に刻み直すことができたイベントでした。
一途はこれからも、東北の方々の笑顔が一つでも増えるよう、
応援を続けて参ります。
お誘いくださった岩堀美雪先生にも、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
また、翌日の福井新聞にはこのイベントの記事が大きく掲載されました。
日刊県民福井にも掲載されました。
1面
3面
4月号の広報SABAEにも掲載されました。