応援ツアー3日目:伊里前(いさとまえ)小学校にてくまひげ人形劇

いつもありがとうございます。

応援ツアー3日目は、宮城県南三陸町にあります丘の上の学校、
伊里前小学校にてくまちゃんの人形劇をさせていただきました♪

行く途中、去年8月にも通った防災対策庁舎に寄り、黙祷を捧げました。

たくさんの方々が代わる代わる手を合わせたり、
津波の恐ろしさを言葉少なに話していたり、
8月と変わらない風景がそこにありました。

そして、南三陸さんさん商店街に立ち寄りました。

ここは、津波に流された商店の方々が集まって、
プレハブにてお店を再開された商店街です。

ここでは、「きらきら丼」をいただきました!

美味しすぎる〜〜〜〜!!!

とろける〜〜〜〜〜!!!

そして個人的にだ〜〜〜い好きな千葉海苔さんの
「塩のり」もスタッフお土産として購入しました♪

もっともっとたくさんの観光客の方々が集まりますように!

車を走らせ、次に向かうは去年ライブをさせていただいた伊里前福幸商店街。

南三陸町は未だにこの状態です・・・。

しかし、8月に訪れたときは、
塩害で山裾の木々が茶色く変色したまま残されていましたが、
その部分はすべて伐採が終わっていましたし、
ダラリとぶら下がるしかなかった線路も撤去されていました。

少しずつ前進されています!

伊里前商店街に到着し、去年お世話になった
丸荒(マルアラ)商店の及川社長とも再会を果たすことができ、
元気そうな様子にとても嬉しくなりました!!

丸荒さんでもスタッフお土産を購入させてもらいました♪

ここにはいろんな種類の塩辛があるのですが、
びっくりするくらいに大きく、そして美味しいのです〜♪♪

後日(19日)にここで行われる「しろうおまつり」のお話を伺ったあと、
いよいよ伊里前小学校へと向かいました。

高台にあるのですが、1階部分まで津波が押し寄せて泥だらけになりましたが、
ボランティアさんたちのおかげでキレイになったそうです。

天皇陛下と皇后もいち早くここの避難所に訪れてくださったそうで、
一人一人の元へ膝をついて励ましてくださったのよ、
それはそれは胸が熱くなって、なんとも涙が溢れたのよ、
と地元に住む方が教えてくれました。

また、海辺にあった名足(なたり)小学校の校舎が現在補修中のため、
この伊里前小学校に一時的に引っ越しをして来ており、
職員室も教室もすべて2つずつありました。

3学期頃には補修が終わって元に戻るそうです。

こうやってみんなが力を合わせ過ごしておられるのですね。

人形劇は2階の多目的ホールにて行われたのですが、
窓からは仮設住宅、校庭、海が見えました。

教頭先生に鯖江市長よりお預かりした親書をお渡しし、準備を始めました。

1年生と2年生にむけての人形劇だったのですが、
子ども達は黒子衣装のくまちゃんに興味津々!

「ドロボウ?」 と聞く子もいて、大爆笑でした♪^^

どんちゃんがカメラを向けると、

「撮って撮って!!」 と純粋な笑顔を見せてくれました!

いよいよ「さる吉」と「父ちゃん」の親子がステージに登場します。

みんなしっかりと整列してくれて始まった人形劇でしたが、
みるみるうちにその列は総崩れ♪

さる吉父ちゃんへのツッコミ、のけぞり笑い、
床を叩いて笑いまくる子ども達。

さる吉「冷蔵庫にある食べ物で〜、白くて〜、あれなんて言う名前だっけ〜?」
子ども達「チーズ!」 さる吉「チーズじゃないな。
白くて、むにゅっとしてて、野菜につけて食べる・・・」
子ども達「マヨネーズーーーーー!!!!」
さる吉「そうそう、マヨネーズ!」
子ども達「当たった〜♪♪」

さる吉の父ちゃん「あれ?さる吉どこ行った?」
子ども達「ゲームしてる!」
父ちゃん「ゲーム!?またあいつはゲームばっかりして〜。さる吉〜!」
さる吉「トイレ〜!」
子ども達「あ〜っトイレでゲームしてる〜!」「お父さんに怒られるよ〜っ!」

何度もそんなやり取りが交わされ、
子ども達はもう物語の中にすっかり入り込んでしまったようで、
そんな夢中の表情をを見ていた私もずっと幸せな気分で30分間でした♪

そんなくまちゃんの人形劇のダイジェスト版はこちらからご覧いただけます♪

http://www.youtube.com/watch?v=shDSUtO51Y0

さる吉がペットショップに売り飛ばされそうになると、
子ども達は 「ペットショプーーー!!!」 「キャー!」 と絶叫です。。。

チャイムが鳴って人形劇はめでたしめでたしを迎え、
くまちゃんから子ども達にプレゼントを渡しました♪

まずは、一途カルタと、一途カード♪

そして、絵本を7冊♪

そして、あやとりを児童と先生の人数分♪

最後は、一人一人と握手をしてバイバイをしました。

劇が終わってから教頭先生にお話を伺ったのですが、
この小学校の約4割の子たちが仮設住宅に住んでいるそうです。

「やはり仮設に住んでいると心に何か重いものを知らず知らずのうちに
持ってしまっていると思うんです。でもああやって全てを忘れて夢中で笑う、
ということができると、それを少しずつ手放せるのではないかと思いました」
とおっしゃってくださいました。

福井を旅立つ前、どんちゃんが 「一瞬でも多く笑えるような時間を作りたい」
と市長への挨拶で言いましたが、それがばっちりできた時間だったように思います。

くまちゃんは 「子ども達は、自分がやるべきことを分かっているんだと思う。
それは笑うこと。 自分が笑うことで、大人達も疲れや悩みを忘れて笑ってくれる、
それを無意識のうちにわかっているから、 あれほど笑って見せてくれたんじゃないかな」
と言っていました。

これ以上笑えない! というくらい、
目を細め頬を真っ赤にして笑ってくれていた子ども達。

担任の先生方も、後になるほどにデジカメを子ども達に向け、
子ども達にひっぱられるようにして一緒に笑ってくれていました♪

本当に嬉しいひとときでした!

教頭先生に見送られながら、続きましては更に上にある歌津(うたつ)中学校へ。

諸事情あってライブをさせていただくことは叶わなかったのですが、
勝手ながら本をプレゼントさせていただきました。

受け取って下さった先生が喜んでくださったので良かったです。

いつかはライブをさせていただけたらなと思います♪

応援ツアー4日目:南方仮設住宅第一集会所に続きます。

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