いつもありがとうございます。
10/22(土)は地元にあります清水養護学校にてライブをさせていただきました!
惜陰小学校から直接この養護学校へと車を走らせます。
その日は「しみずっこのつどい」という文化祭が開かれており、
私たちもそのイベントの一環として出演させていただきました。
職員さんの力をお借りしてセッティングとリハーサルを追え、
早速展示物を見に行きました。
度肝を抜かれました。
その色の美しさに、表現力に、完成度の高さに、
飛びぬけた色彩感覚に、自由さに。
どんちゃんは「ぶっとばされた」と言っていましたが、本当にその通り!
手のひらを使い、足を使い、中には筆じゃなくて、モップを使った巨大な絵があったり、
「ビリビリアート」という、絵をビリビリにして再度並べてある、という絵もありました。
1枚1枚がエネルギーがほとばしっており、
一人一人が天才であることをまざまざと見せ付けられ、
私たちは全身全霊をかたむけてその世界を味わいました。
陶芸もされていて、お皿が売っていたり(いっぱい買いました!)、
牛乳パックを使った手すき和紙が売っていたり
(くまちゃんは絵手紙教室用に買い占めました!)、
髪飾りが売っていたり(どんちゃんさっそくつけてました!)、
私たちもすっかり文化祭を満喫させていただきました〜。
そして、いよいよ出番となり、ステージに上がりました。
今回のセットリストはこちらです。
1.Let’s Go!
2.ONENESS
3.Grow Up
今回はリズムを一緒に感じてもらおうと、トークは少なめ、
そしてノリが良いものを演奏させてもらいました。
小学部、中学部、高等部、と3つの部に分かれているのですが、
それぞれの生徒さんにご家族が寄り添い、みんなで一緒になってリズムに乗ってくれました〜♪
親御さんたちがお子さんたちに向けるの愛情深いまなざしと、
優しい笑顔に、こちらまで包まれたような気分になりました。
最後には、花束や、学校で作ったお皿、そしてポップコーンになるとうもろこしなどを頂きました!
清水養護学校の校訓は「げんきに なかよく わたしらしく」です。
そのために先生方はあらゆる方法を使って子どもたちの可能性を伸ばし、
社会の中で活動していけるよう、たくさんの体験をさせてくれています。
またPTAの皆さんも、ボランティア体験を主催したり、
情報がいっぱいつまった広報を出されたりと、熱く活動をされており、
その結果文部科学大臣賞を受賞されたとのこと。
努力のたまもの、本当におめでとうございます。
帰りの車では、社会の中でこの子たちが「その子らしく」生きていくために、
何ができるだとう、と考えました。
あの才能で心救われる人は必ずいるはず。
あの絵や陶芸作品などが売れればいいね、その販売網を作ったらどうかな、
などなど、みんなでいろんな話しをしました。
お蕎麦屋さんに飾ってあったり、おしゃれなバーに飾ってあっても、
まったく違和感なくその魅力をちゃんと発揮できる絵が、
あの山間にある学校でどんどん作られているのです。
あのまま埋もれさせてはもったいないと思います。
それを含め、私自身「わたしらしく」という言葉をもう一度考えることができ、
脳をマッサージしてもらったような感覚を受けました。
そのお礼のためにも、みんなが幸せになっていける仕組みをこれからも探していきたいと思いました。
清水養護学校の皆様、お招きくださって本当にありがとうございました!
またお会いできることを楽しみにしています!!