いつもありがとうございます。
6/21(火)は、福井県敦賀市にあります粟野中学校にて
トーク&ライブをさせていただきました♪
700名を超えるマンモス校で、体育館もとっても大きい!
「広いね〜」「すごいね〜」と言いながらセッティングを始めます。
すると、1人の男子生徒がやってきました。
どんまゐに自分の名前を言うと、
「将来ミュージシャンになりたいと思っています。どうやったらなれますか?」
と聞きに来てくれました。
楽器は弾けるようだったので、
どんまゐは「好きなミュージシャンをとことん聞いて、分析してごらん。
そして自分でも作曲してごらん」という内容のことを話していました。
男の子は「わかりました、ありがとうございます!」と去っていきました。
音楽に夢中になっていることが伝わってきて、熱く燃える若き侍を見たような、
そんな気持ちになりました♪
リハーサルが終わり、体育館を生徒や先生方が埋め尽くし、いよいよ本番です。
拍手で迎え入れてくださいました。
セットリストはこちらです。
ONENESS
Like a Dragon
愛の星を守り継ぐ者
君の明日へ
敦賀にあるHondaCars若狭さんの社歌から始めました。
もうすぐ合唱コンクールが行われるということで、心を一つにする、
とは具体的にどういうことなのかを話してから歌いました。
途中から手拍子も入れると、生徒の皆さんも、
恥ずかしそうにだけど手拍子をしてくれました。
ありがとうございます♪
「愛の星を守り継ぐ者」を歌う前に、
3日間東北の被災地にて人形劇ボランティアをさせてもらったくまちゃんが、
現状を話してくれました(詳しくは自身のブログにて紹介するそうです)。
体育館に低いパーテーションで区切って生活していること、
子ども達の異様なほどの元気さ、いくつもの瓦礫の山、臭い・・・。
大きなショックを受け、生活の全てを流されても、心が空になっても、
必死に命を繋いでいる人がいる。
その話をみんな静かに聞いてくれました。
数年、いや、十数年かかるとも言われる復興ですが、
ゆくゆくはその支援を牽引していく、
もしくはその人を支えて行くことになるかも知れない若者達を前に、
最後は「君の明日へ」を演奏しました。
のびやかに、生きる実感のある人生を送って欲しいと願っています。
どんまゐが最後に言いました「良き、人生を」がみなの心にしみこんでくれますように。
生徒会の子たちから、それぞれに立派な花束をいただいて終演となりました。
同行してくれたスタッフも言っていたのですが、
粟野中学校の子たちは「聞くときは聞く」という姿勢ができていて、
本当に立派だと思いました。
そうそう、合唱コンクールに向けての練習も少し見せていただいたのですが、
みんなの声の美しいこと!
そして先生の真剣で情熱的な指導の中に見える愛情の深さに、
心が打たれました。鳥肌が立ちました。
厳しさには、途方もないパワーが必要です。
そこから逃げずにいてくださる先生は、
子どもたちにとって重要な役割を果たしてくださると思います。
お招きくださった教育部の皆様、飲み物におしぼりにと、
心遣いをたくさんいただき、ありがとうございました。
おかげさまで素晴らしい子どもたち、先生方にお会いすることができました。
また是非お邪魔させてください。
ありがとうございました!