学びをいただきました「わたぼうしコンサート」

いつもありがとうございます。

11/7(日)は、わたぼうしコンサートに出演させていただきました♪

「ふたりで」を熱唱!

わたぼうしコンサートというのは、奈良県からスタートしたコンサートで、
障がい者の方が書いた詩に、アマチュアの方が作曲し、披露するものです。

鯖江市でもスターズ・オブ・センチュリーという団体が去年からスタートさせました。

一途も作曲依頼を受け、とってもやってみたかったのですが、
スケジュール的に厳しかったため、高校時代にバンドをし、
社会人になってからも音楽を続けている岩崎(一途PA、ウォンツ代表)に
聞いてみたところ「是非やってみたいです!」
ということで引き受けさせていただきました。

この詩がまた素晴らしくて。ちょっとご紹介しますね

【ふたりで】 
小玉聖紀
風がね
温めになったので
でかけてきます
どこへ行くかは内緒です
初めのうちは
ふたり何でも知って
解ってないとって思っていたけど
今は心地いいのがうれしい
がんばらんのが心地いい
これからも身の丈でいこう
僕らの
暖かさ目指して
夢がね
見つかりそうだから
歩いてきます
どこへ行くかは秘密です
新たな道を
探し出すこと知って
ドキッととしながら歌っていくのと
君の笑顔見るのがうれしい
語り合うから気持ちいい
明日からは背伸びはやめよう
僕らの
豊かさを目指して

肩の力を抜いて、ふたりで生きることが幸せっていう気持ちが素直に感じられて、
うふふ、と微笑まずにはいられません。

これを書いた方は車椅子にて生活をされている男性なのですが、とっても前向きで、
元気いっぱいで、スターズ・オブ・センチュリーの代表も努められている方です。

この方も含め、5組の地元バンドが出演しました。

歌詞を書いた方と作曲者が前に出て、
司会者がインタビューをしてから歌うというスタイルでした。

印象的だったのが、詩を書いた方はみんな「詩を書くのは楽しい」と言っていたことです。

表現できる喜びを、
本当にそのまんまの言葉で「楽しい」とおっしゃっているんだな〜と思いました。

自由にならない身体でも、表現できる、
それが人に伝わって、コミュニケーションへと繋がる。

生きることは、表現することでもあるのだなあ、と思います。

パンフレットには、
過去のわたぼうしコンサートで優秀作品に選ばれた詩もたくさん掲載されていましたが、
思い出や、友人のこと、自分のこと、社会のこと、
どれもストレートで胸に響きました。

かっこつけず、飾りもなく、現実と経験から生まれた言葉は、
私にとっても勉強になるものでした。

最後に、出演者と障がい者の方全員が前に出て、歌を歌いました。

皆で手拍子をし、目を合わせては微笑みあい、
身体でリズムをとって、歌いました。

みなさんの楽しそうな顔。

全員ニコニコ!

みんなみんな、自由にならないところがあっても、
それを受け止め、できることを精一杯楽しんでいる。

その人にしかできない人生を歩んでいる。

私も、私にしかできない人生を歩もう。

それは誰が評価するものでもなく、評価するのは自分であることを忘れずに。

そんなことを心に決めることができました。

わたぼうしコンサートを運営してくださった皆様、
お集まりくださった皆様、本当にありがとうございました!

翌日、この模様が福井新聞に掲載されました♪

こんなに一途が大きく…!

ありがとうございます!

新聞記事
この記事をSNSでシェア!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です