いつもありがとうございます。
8/26(木)は、エレガントセニールガーデンにて、
トーク&ライブをさせていただきました!
この優雅なお名前の建物は、老人福祉施設なのですがこの名の通りの建物で、
とっても広くてキレイで光がさんさんと降り注ぐ、
と〜っても素敵なところでした!
今回演奏させていただいた曲目は、こちらです。
・ふるさと(文部省唱歌)
・ラブレター(一途)
・夏は来ぬ(文部省唱歌)
・北の宿(都はるみさん)
・ぼくのゆめ(一途)
・仰げば尊し(文部省唱歌)
・上を向いて歩こう(坂本九さん)
「ぼくのゆめ」を作ったいきさつを話すと、おばあちゃんたちが満開の笑顔。
もうそれを見ているだけで、なんだか力がみなぎります。
思い切り歌った後は、仰げば尊し。
この歌は今学校では歌われなくなっているそうですね〜と話すと
「いい歌なのに」「名曲や」という声があがります。
本当に私たちも心からそう思います。
全員で大合唱をしましたが、ポロポロと涙を流す方もいらっしゃいました。
あとで聞いた話なのですが、このおばあちゃんのお友達がこの
「仰げば尊し」が大好きで、毎日のように歌っていたそうなんです。
でももう亡くなってしまったそうで・・・。
泣きながらも大きな声で歌ってくださいました。
実はこの仰げば尊しで終了時間が来ていたのですが、
くまちゃんが 「ちょっといい?」 と。
何か尋ねると、
「アンコール、っていう声が、ボクの胸にとっても響いてくるんだけど・・・・」
(すかさず職員さんから)
「アンコールッアンコールッ!」 「ほら〜催促しちゃったじゃないのーっ!」
と言いつつもと〜っても嬉しくアンコール曲を歌わせていただきました♪
心の優しい職員さん、ありがとうございました!
歌う前に、ぜひ手拍子をしてくださいね〜って伝えたら、
もう車いすから身を乗り出さんばかりの手拍子!
素敵な笑顔で、大きな口をあけながら、
体をゆらして歌ってくださいました。
いっしょに同行してくれたカメラマン役のユンちゃんの
リポートもここに転載させていただきますね。
彼女もいろんなことを感じ取ってくれたようです。
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ライブの準備が終わって、ちょこんと座って待機していると、
おばあちゃんが話しかけてれました(´∀`*)うふふ
「ずぼんやぶけてるがの〜 孫もそんなズボンはくんやって〜」 って!(笑)
それからライブ始まるまでもお話していて。
なんてフレンドリーなおばあちゃんや!
ライブが始まると、みんなが手拍子してくれたり、歌ってくれたり。
都はるみさんの歌をくまちゃんが気持ちよさそうに歌うと、
じっちゃん、ばっちゃんも気持ち良さそうに歌ったり♪
「仰げば尊し」 になると、声が一段と大きくなりました。
さっきまで歌っていなかったじっちゃんが、 細い声で一生懸命歌ってくれたり。。。
あまり動けない様子のばっちゃんが、 手を叩けないからって膝をトントンって叩いたり。。。
スタッフの方に寄り添うようにしていたじっちゃんが、 体を揺らしてくれたり。。。
たまたまじっちゃん、ばっちゃんの座席が近いところに座っていて、
その様子を聞いて、感じているだけで、 胸がきゅーーぅんってなりました。
「きっと」ですが、 遠い日に、思いを馳せて歌って下さってるんだろな〜と思いました。
演奏が終わって片付けはじめると、 おばあちゃんが寄って来てくれて、
握手攻め!!(o^_^o)
「ありがとの〜」 「楽しかったわ〜」 「またきてな〜」 って声をかけて下さいました〜(T_T)
あう〜、うれしい!
スタッフの方もみなさん朗らかで、 「また来て下さいね!」とオファーいただきました♪
そうそう、 帰り際、ベッドに寝ていたおばあちゃんの横を通り過ぎると、
スタッフさんが「横目で見たがの〜〜!!!」とびっくりしていました。
どうも軽く事情を聞くと、 普段はずーっと目を閉じているおばあちゃんが、
目を開けて、こちらをちらっと観てくれたくれたそうです。
すごーーい!(´∀`*) と、長文失礼しました。
と〜ってもあたたかなひと時を過ごせて、よかったです!(^_^*)
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そうそう、慰問での「握手攻め」は初めてのことで、
おじいちゃんおばあちゃんが暖かな手を差し出してくださり、
応援の言葉を何度もおっしゃって下さいました。
何とも晴れやかなお顔で、HUGしたくなるほど。
中でも一人のおじいちゃんがこうおっしゃって下さいました。
「やり遂げなさい」 と。「途中でやめるんじゃないよ、やり遂げるんだ」と。
力強いお言葉をいただき、
身に沁みこむことを感じながら「わかりました」と答えました。
おそらく目が見えていないおじいちゃんだったと思うのですが、
人生経験からくる言葉というのは、両手で受け止めるほかないような重みがあり、
同時にそれ以上の感謝を覚えます。
もうすぐ全国ツアーも始まります。
それにあたって大きな声援をいただいたような気がしたと同時に、
責任感もわいてきました。
おじいちゃんに言われた通り、やり遂げます!
エレガントセニールガーデンの職員のみなさん、
おじいちゃんおばあちゃん、
心から、ありがとうございましたー!