いつもありがとうございます。
このブログはマネージャーの笹本エリーが書かせていただいております。
2月25日(土)は、滋賀県米原市にあります河南小学校にて
PTAの皆様が主催する集会が開かれ、「人権」をテーマに
トーク&ライブをさせていただきました!
機材車で学校に到着したときに、教室の窓から車に向かって
手を振ってくれているお友だちがいました(^^)!
嬉しかったです!
校長先生のご挨拶のあと、
司会の方の「一途さんどうぞ!」のかけ声にあわせて入場です。
あたたかい拍手でお迎えくださり、ありがとうございます!
かけ足で入場する一途に、みんなは、立ちひざになって注目してくれて、
手をふってくれる子もいました♪
ステージに到着し、くまちゃんが大きい声で 「おまたせ〜〜〜っ!」
と言うと、みんなはそれだけで大笑い(*^◯^*)
みんながワクワクして待っていてくれたことが伝わる反応で、
一途はとっても嬉しそうでした♪
どんちゃん「実は、この2人は兄弟なんです!」
みんな「えーーっ!!!(驚)」
驚きのリアクションでした。
くまちゃんが「本当だよ!僕がお兄ちゃんです!」と言うと、
みんな、またまた大笑い!
くまちゃんの年齢当てクイズをしたところ、
みんなから「88歳!」「90歳!」という声が上がり、
くまちゃんが「47歳です!」と答えを言うと、
のけぞって驚く子までいました(^^)
一途は全国の学校でライブをしている、
くまちゃんと、どんちゃん、妹のみっこちゃんの3人兄妹で、
本当の話を歌にしているバンドであることをお話しました。
★1.ウチが希望をなくさなかった理由(わけ)
この曲の主人公「あいちゃん」について写真を見てもらいながら紹介しました。
お友だちがいっぱいで、楽しい毎日を送っているあいちゃんの様子に、
みんな笑顔で話を聞いてくれていました。
くまちゃんが、あいちゃんの生い立ちについて説明し始めました。
「あいちゃんが7歳のときに、お母さんが家出しました。
それから、ずっとお母さんには会っていません。
今も、どこにいるか分かりません」
急に、みんな静かになります。
隣の子と顔を見合わせて驚く高学年の子もいました。
おばあちゃんと、おばさんと3人で一緒に暮らしていたのですが、
高校生になるまで、ずっとおばさんからいじめられていました。
どんちゃんが、
「そんなあいちゃんが、どうしてグレたり、周りのお友だちを
傷つけたりせずに成長し、現在、笑顔いっぱいに暮しているのか。
その答えが曲の中にあります」
と言ってから歌いました。
曲中、みんな歌詞を目で追いながら、真剣に聴いてくれました。
保護者の方も、スライドの歌詞を読みながら聞いてくださいました。
涙を拭きながら聞いてくださるお母さんもいました。
あいちゃんが希望を無くさずに頑張れたのは、たった一人、
おばあちゃんがずっと味方していてくれたからでした。
時には厳しく叱ることもあったけど、いつも愛情いっぱいに
あいちゃんのことを守ってくれたそうです。
どんちゃんが言います。
「みんなのお家の人や、先生たちは、
たとえ世界中の人が敵になったとしても
みんなの味方になりたいって思っているんだよ」
★2.My life My pace
不登校を経験していた、滋賀県出身の3人組バンド「JERRYBEANS」さん
にインタビューして完成した曲です。
不登校の間、学校に行けない理由を誰にも話せず、
「自分には生きる価値がない」と思い、自分を責め続けていた
という話を、みんな静かに聴いてくれていました。
でも、お母さんが買ってくれた雑誌をきっかけに音楽に興味を持ち、
3人でバンドを組むことになりました。
今では全国の学校やイベントでライブ公演を行い、大活躍しています!
どんちゃんが言います。
「自分の人生は、自分のペースでいいんだって、
教えてくれたジェリービーンズさんの
気持ちを想像しながら聴いてください」
保護者の方も、真剣な表情で聴いてくださっていました。
どんちゃんが言います。
「そろそろみんなに、どんちゃんの秘密をお伝えしましょう。
実は、どんちゃんは、社長なんです!」
みんな「ええーーっ!!」
保護者の方も、目を丸くして驚いていらっしゃいました。
どんちゃん「社長になる人に、よくある共通点があります!」
(1) 子どものころに苦労している
(2) お友だちを作るのが上手
どんちゃんは、子どもの頃、男子全員に無視されたことがあります。
その経験から、お友だちを怒らせる方法と、
喜ばせて仲良くなれる方法を学んだそうです。
「お友だちに優しくすると、仲良くなれるんだよ」と、みんなに伝えました。
☆子どもの頃の苦労は、大人になってから役に立つ!トーク
「宿題、毎日ちゃんとしている人〜?」
どんちゃんがみんなに質問すると、たくさん手があがりました!
素晴らしいです(*^_^*)
さすが河南小学校のみんな!
くまちゃん「今の苦労は、全部大人になってから役に立つからね!
勉強もそう!今のうちから勉強する習慣が身についてる子は、
大人になってから出世するよ〜!
社会人になっても、勉強することはいっぱいあるからね!」
分からないことがあったときは、そのままにせずに、先生に質問しようね、
とお話しました。
ここで、トイレ休憩になりました。
休憩中、どんちゃんのギター紹介がありました♪
低学年のみんなは、次々に音色が変わるどんちゃんのギターを、
興味深そうにじっと見ていました。(^^)
また、一途兄妹3人が仲良しの理由について、お話させていただきました。
それは、お互いのいいところを尊敬しているからです。
一途のお母さんは、昔から3人兄妹を比べることなく、
「お兄ちゃんはお兄ちゃんのスピードでいいのよ〜!
人にはそれぞれのスピードがあるからね」 と、
いつも認めてくれていたそうです。(*^_^*)
そろそろ、全員体育館に戻ってきてくれました!
どんちゃんが、「では、後半スタートします。前を見てください」
と言うと、素早く前を向いてくれました。
河南小のみんな素晴らしいです!
★3.Revolution
トランスジェンダーとして生まれた「三奈先生」にインタビューして
完成した曲です。
三奈先生の幼い頃の写真を見てもらいながら、くまちゃんがみんなにお話します。
「この写真の子は、体は男の子で、心は女の子です」
不思議そうな様子のみんなに、くまちゃんが言います。
「全然おかしいことではなくて、日本にも、世界にも
たくさんいるんです」
どんちゃん「でも、三奈先生は、ずっと隠して生きてきたそうです。
どうして三奈先生が今、仕事もしながら堂々と生きられるように
なったのか、三奈先生の人生を歌にしました」
と言って、歌に入ります。
みんな、静かに前を向いて聴いていてくれました。
頷きながら聞いてくださる先生もいらっしゃいました。
★4.咲き始めた花
この曲では、スライドのイラストを見てもらいながら、
家族の気持ちを想像してもらいます。
家族4人での楽しいシンガポール旅行。
そのさなかに、娘さんが突然倒れてしまいました。
病院ではお医者さんに「このままだと死んでしまうかもしれない」と言われ、
全力で娘の命を守ろうとする家族の気持ちを歌にしました。
保護者の方もスライドの歌詞を見ながら聞いてくださいました。
どんちゃんがみんなに質問します。
「これまで風邪引いたことがある人?」
たくさん手があがります。
ど「お家の人はね、みんなが風邪を引いたときに
『ごめんね』って思っているんだよ。
寝てるときに布団かけてあげられなかったのかな。
栄養足りてなかったのかな。
と、お家の人は、自分を責めているんです。
そして、みんなの風邪が治って元気になったとき、
『治ってくれてありがとう』って思ってるんだよ」
お家の人にとって、みんなはとっても大切な宝物だからです。
保護者の方や先生方は、にっこりと優しく微笑んでいらっしゃいました。(^^)
ここで、どんちゃんが言います。
「ここでライブ終わってしまってもいいですか?
ちなみにですが、一途はもう1曲、用意はしています」
保護者の方が笑ってアンコールの拍手をくださいました。(^^)
あたたかいアンコールを、ありがとうございます!(笑)
★5.ぼくのゆめ
どんちゃん 「夢を叶える方法がこの曲の中にあります。
聴きながら、探してみてください」
体を揺らしながら聴いてくれる子もいました♪
答えは、「みんなとしっかり手をつなぎ、みんなのいいとこ探していこう」
という歌詞でした。
どんちゃんが「誰かをほめたことある人?」と質問すると、
たくさん手が上がりました(^o^)/
くまちゃん 「お友だちを作る方法は、相手のいいところを見つけて褒めること!
これからも、周りの人をたくさん褒めていってね!」
一途の時間は終了となりました。
あたたかい拍手の中、退場させていただきました。
退場する一途に手をふってくれる子もいました(*^^*)♪
また河南小学校のみんなに会えることを、楽しみにしています♪
ありがとうございました!