いつもありがとうございます。
8月29日(金) この日は2件でライブをさせていただきました!
1件目は、心待ちにしていた南境第7団地(北)集会所です。
もう5度目の訪問となり、団地音頭が生まれた場所でもあります。
5千世帯という多くの家族が暮らしている仮設住宅。
日本最大の規模です。
集会所には、もうすでに仲良しのみなさんが
待っていて下さいました!
早速「団地音頭」の振り付けを考えてくれた
キヨちゃんこと、踊りの先生とパチャリコ!
今回は、鯖江市眼鏡グループのご厚意で、
老眼鏡をプレゼントさせていたきました。
石巻復興支援ネットワーク「やっぺす」さんが
整理券を配布するなど、出際良く準備してくださいました!
ありがとうございます!
ライブが終わったら、その整理券の順番で、老眼鏡がもらえる、
という手はずのようです。 私たちも早速「お茶っこ」をいただき、
ひとしきり「久しぶりだね〜元気だった〜?」というおしゃべりをし、
さらに手作りのプレゼントまでいただいてしまいました〜!
超かわいい!
これ手縫いです!
みなさんが集合してくださったところで、いよいよライブです!
くまちゃんがいただいたばかりのワンピース型に縫われたタオルを頭に被り、
皆さんを笑わせます♪
次に自己紹介です。 どんちゃんがみなさんに尋ねます。
「ぼくたち3人の関係性、もうご存知ですよね。
はい、せーの! ”親子”」
これだけでみなさん爆笑&拍手〜!
そして 「鯖江市長がみなさんお一人お一人に、
『よろしくお伝え下さい』と伝言も賜っております!」 と伝えると、
みなさんこれまた笑顔で拍手をしてくださいました。
さて、今回のセットリストはこちらです♪
1.茶摘み
2.幸せなら手をたたこう
3.森のくまさん
4.むすんでひらいて
5.もみじ
6.団地音頭
まずは「茶摘み」で手拍子遊びをしました。
私はいっぱい間違えましたが(笑)
みなさんがお上手で真似をさせていただきました!
「むすんでひらいて」もみなさんお上手です♪
アレンジをしてお隣さんの肩をモミモミしました!
「森のくまさん」は輪唱ですので、発声練習をしました。
どんちゃん 「ではオペラ調で言ってみましょう!ラ〜〜〜〜〜♪♪♪」 (私爆笑)
みなさん笑いながら「ラ〜〜〜〜〜♪♪♪」と続けてくださいます。
そして元気いっぱい輪唱をしました!
「もみじ」を歌う前にどんちゃんが聞きます。
どんちゃん「なぜ人はもみじを美しいと思うんだろうね」
くまちゃん&みっこちゃん「なんでだろう〜」
どんちゃん「アレ!?わかんない?赤とオレンジと黄色だよ?」
くまちゃん&みっこちゃん「う〜〜〜〜ん??」
どんちゃん「いくらの色でしょ!?はらこめしの色でしょ!?」
全員、大爆笑!
この歌も輪唱をしてとってもきれいなハーモニーになりました〜♪
そしていよいよ「団地音頭」です!
歌詞を書いて下さった安藤さんにも前に出て来てもらって
曲紹介をさせていただきました。
安藤さんは照れ笑いでしたが、そんな安藤さんを見守るみなさんの目はとっても優しく、
そして誇り感じてらっしゃる ようにも感じました!
そして振り付けを考えてくださった「ひまわり」のみなさんが
前に出て来てくださり、みんなで輪になって踊りました!
楽しすぎる〜〜〜!!!
私たちが地元で学校ライブをする時、 必ず最後に歌う歌でもあります。
その時に、この東北ツアーで学んだ事、
例えば、体育館や学校や友達や家族がいるって、
当たり前じゃないことなどを話しています。
この場所に来させてもらえるから、
学べることで、「伝えなきゃ」と思えることです。
途中で、みんな中央に集まってタッチする振り付けがあり、
その時は「イエ〜〜〜イ!」と最高の笑顔になります。
1回歌い終わったあと、「もう一回みんなが踊っているところを見たいな〜」
ということで、もう一度踊ることに!
その時どんちゃんが 「みなさん、老眼鏡がもらえるまであと少しですよ!」
(だからもうちょっと我慢してね) と言うと、また爆笑でした♪
2回、どんちゃんに歌ってもらって、みんなで楽しみました♪
記念撮影も忘れずに〜♪
ライブが終わってから、整理券の順番で
老眼鏡をもらってもらいました♪
みなさん「こんな素敵な老眼鏡もらえるの〜〜?」 と、
とっても喜んでくださいました!
そして、次のライブにむけて、お弁当を用意してくださったので、
みんなでいただきました!
中には、今度アメリカで3.11についての発表をする法政大学の子達や、
ヒッチハイクで日本全国を回っている学生さんもおり
キラキラした目を見ているとなんだか清々しい気持ちになりました♪
若い子達がいるだけで、おじちゃんおばちゃんたちは 笑顔が増えますね〜♪♪
そして去年の夏祭りでお世話になった自治会長もお忙しい中、
顔を見にきて下さいました!
仮設住宅が建ってから3年経ち、その建物にも色々と問題が出てきているそうです。
湿気の多いところでは、カビが繁殖して病気になる人がいたり、
地盤が緩いところでは仮設住宅自体が傾いてしまうところも あるのだとか・・・。
そしてそんな現状が苦しくて、先の見通しも立たなくて、3年間がんばったのちに、
自ら命を断つ方々もおられたとのこと。。。
自治会長はそんな現状を打破しようと 国に働きかけ、あの時と変わらず、
一生懸命に働いておられました。
本当に、頭が下がるばかりです。
自治会長のお話を伺って、決意が新たになりました。
それは、この仮設住宅にお住まいの方々がちょっとでも笑顔になれるよう、
歌とトークを、 継続して届けにこよう!ということです。
とは言え、私たちのほうが元気をもらうくらいに 本当にみなさん優しいのです〜。
もうほぼ家族と言っていいほどに。
この懐の深さは、やはりこの地域独特のものなのかなあと思います。
さてこの後に続くライブでも、「ひまわり」のみなさんが 踊りにきて下さるということで、
「また後でね〜♪」 と手を振り、南境第7団地を後にしました。
追記
ーーー
9月4日付の石巻かほく新聞に、
こちらでのライブの様子が掲載されました。
ありがとうございます!
応援ツアー2日目:めだかの楽校デイサービスに続きます。