「命を詩(うた)にして」 作詞:K眞由美 作曲・編曲:一途
私
死にませんでした
初めは2歳の小児麻痺
それを含め3回
お医者様もさじを投げた
けど私
死にませんでした
発作で倒れ生死を
さまよった10歳
余命3年と告げられた17歳
でも見つけたのです
生きていたい!という願いを
死にたくない!というプライドを
障がい者ではあるけれど
ハートは立派な健常者
苦しい麻痺にも痙攣発作にも
私は絶対負けません
私
不自由でした
病で苦しいときも
高熱のときも
手足が引きつって辛いときも
私
不自由でした
思い通り動く手足をください
身体の麻痺をなくしてください
でも見つけたのです
自由は心の中にあることを
詩に気持ちを 込めればいいことを
苦しかった麻痺が薄れ
心に光が差し込めば
言葉が指をつたって文字となる
心が開いて花
となる
私
生きていきます
苦しみに耐える時も
笑っている時も
詩を書くことができるのだから
私
生きていきます
手足が思い通りじゃなくても
身体の麻痺がなくならなくても
ほら見つけたのです
自由は心の中にあることを
詩に気持ちを
込めればいいことを
この手と足がある限り
胸の思いを詩にしよう
いつかみんなと一緒に歌いたい
笑って一緒に歌いたい
私
死にませんでした
命を残すために
私
生きていきます
詩を書いていきます