一途5th Single【未来に残そう命の環】の予約販売を開始いたしました♪

いつもありがとうございます。

一途シングル5作目となります「未来に残そう命の環」を、
予約販売を開始しましたのでお知らせいたします♪

まずは、どんなところから生まれた楽曲なのかをご説明いたします。

福井県の越前市白山(しらやま)・坂口地区は、
里山に囲まれた自然豊かなところです。

春は山の緑萌え、夏は白山スイカが美味しくなり、
秋は田んぼは金色に輝き、冬は深い雪に覆われる、
日本の美しい自然を凝縮したような場所です。

ここに住まう人々も、穏やかで、人懐っこくて、
子ども達を分け隔てなく大切にし、心優しい方ばかりです。

この地区には、今、絶滅危惧種と指定されたコウノトリが、
人の手で守られながら生きています。

昔は、日本の里山のどこにでもいたそうですが、絶滅を危惧される理由は、
コウノトリが食べるエサとなる、ドジョウやカエル、メダカやバッタなどが、
農薬散布などにより減少してしまったためです。

しかし、農薬は今の私たちにはなくてはならないもので、
それがあるおかげで農家のみなさんの苦労が減り、収穫も増え、
それによって家族を養うことができますし、
私たちもそれらを食べて生きていられるわけです。

白山・坂口地区の皆さんはこんな不安を抱いたそうです。

「人間も、いずれコウノトリのようになるのではないか?
それが自分の孫だったら?その子ども達だったら?」

そこで「水辺と生き物を守る農家と市民の会(通称:水辺の会)」を
有志が立ち上げ、村の農家のみなさんと相談しながら
無農薬の田んぼや畑を作る提案を始めました。

農家にとって農薬をやめるという決断は大変なことです。

なかなか首を縦に振ってくれない農家の方々もおられたそうです。

それでも根気強く、子孫のためであること、
今動かないともっと大変になっていくこと、
信念を持って説得にあたり、
少しずつ協力を得られるようになったそうです。

この活動のシンボルが「コウノトリ」なのです。

コウノトリとは、里地里山の食物連鎖の中でもトップに君臨する鳥なので、
コウノトリが帰ってくれば、小さな生き物たちも蘇ったという証拠になるのです。

昭和45年、白山地区にくちばしのおれたコウノトリが舞い降りた
(つまりここなら生きて行けるとそのコウノトリも感じたのかもしれません)
ご縁もあり、それをシンボルとして水辺の会さんは日々地道な努力を続けておられます。

この歌は、水辺の会さんからの依頼で作らせていただきました。

当時会長をされていた堀江顧問のお話と情熱を受け、
一途としてもぜひとも協力したい!
と強く思ったのがこの楽曲制作へと繋がったものです。

収録内容はこちらです。  
1.未来に残そう命の環(白山小学校のお友だち)  
2.ハローハローハロー〜白山のいいところ〜  
3.未来に残そう命の環

できあがった歌「未来に残そう命の環」を、
いずれそのバトンを受け取る白山地区の子ども達が、
素直な声で思い切り歌ってくれています。

そして、「ハローハローハロー」は、白山ってこんなに素敵なところだよ、
というのを、4年生のみんなで歌詞を作り、
担任の先生が作曲をして出来上がった曲です。

初めて聞かせてもらった時、この子達は、
本当に自分が住む町が大好きなんだな〜と思い、
その素直さに心打たれました。

「この町が好き!」という思いを、歌にしてくれた先生の技量にも脱帽です。

コウノトリが舞い戻る場所には、こんなに愛情丸出しの子ども達がいるのです。

この子ども達の「大好き!」と表現してくれた愛情も
コウノトリの歌と一緒にしておくべきだと感じ、
一緒に収録させていただいたものです。

これからずっと続いて行く水辺の会さんの活動、
そして白山地区のみなさんの未来のために、
こういった形で協力できたことを本当に嬉しく思っています。

コウノトリが舞い戻り、ゆくゆくは日本全国どこの里山に行っても
エサに困らないような環境になるといいなと思います。

★CDの予約ページはこちら★です。
※現在は販売されておりません

お聴きいただければ幸いです♪

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